ダニエルラドクリフがまさかの死体役…スイス・アーミー・マン(感想、結末)
映画.comスイス・アーミー・マンの作品情報より引用
(C)2017 PONY CANYON INC. All Rights Reserved
ダニエルラドクリフは、死体になっておならしたり、半ケツになったり…
色んな役に果敢に挑む彼の異色とも言うべき作品。
予告編で衝撃的で、あの予告編だけでも興味を惹かれて観てみようよ思った人も沢山いるはず。
自分もその一人。
実際、今回2回目の視聴だが、まぁ楽しめましたよ。
その感想をご紹介。
キャスト
ティモシー・ユーリック
ポール・ダノは、リトルミスサンシャインやナイト&デイなど出演しています。
因みに妹は、サラという名前らしい…今回の役は、サラという女性に片思いする役なんで、なかなか複雑でしょうね。
ダニエル・ラドクリフは、ハリーポッターシリーズでお馴染みですね。
他にもグランドイリュージョン見破られたトリックなど様々な作品に出演しています。
メアリー・エリザベス・ウィンステッドは、リング2が初の映画出演作品となっています。
そこからダイハード4.0やジェミニマン、最近ではハーレイクインの華麗なる覚醒にも出演して話題になっていますね。
あらすじ~
無人島に流れ着いたハンクは絶望から自分で死のうとしていた。
その矢先、彼は浜辺に打ち上げられていた死体を発見した。
ハンクは人工呼吸による蘇生を試みたが、失敗に終わってしまった。
その死体はガスで膨れ上がっており、水に浮いていた。
しかも、ガスの排出によって、死体は沖合に出ようとしていた。
それを見てひらめいたハンクは死体に飛び乗り始めたのだった…
解説
「ハリー・ポッター」シリーズのダニエル・ラドクリフが死体役を演じ、「リトル・ミス・サンシャイン」「ラブ&マーシー 終わらないメロディー」などで知られるポール・ダノ扮する青年が、死体を使って無人島からの脱出を試みる様を描いた異色のサバイバル劇。
CMディレクター出身の監督コンビ、ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート(通称:ダニエルズ)の初長編作で、サンダンス映画祭やシッチェス・カタロニア国際映画祭で受賞を重ねて話題を集めた。
共演に「10 クローバーフィールド・レーン」のメアリー・エリザベス・ウィンステッド。
映画.comのスイスアーミーマンの作品紹介、解説欄より引用
原題、Swiss Army Man
上映時間、分
監督
脚本
製作
製作総指揮
配給、ネットフリックス
ストーリー…7/10
キャスト…7/10
個人的評価…8/10
映画.comスイス・アーミー・マンの作品情報より引用
(C)2017 PONY CANYON INC. All Rights Reserved
一文感想 ↓
ダニエルラドクリフの渾身の死体映画…面白い映画。
予告編のインパクト…ダニエルラドクリフが死体で色々やられちゃう感じを観てしまったら、見るっきゃないと思わされる映画。
個人的には、期待通りの映画でしたね。
ラストの終わり方のほっこり感に加え、途中斬新な死体アクション笑。
道中笑えるシーンの数々は、観ていて飽きませんでした。
時間も97分と程よい時間であるのも良きですね。
菊飛的には、ラドクリフさんに主演男優賞あげたい。
半ケツでおならかましながら海を滑走しているダニエルラドクリフのインパクトは絶大。
そんな彼に、自分は主演男優賞を上げたいレベルでしたね。
ラストの終わり方が最高に好き。
この終わり方とても好きでしたね。
ハンクを観ていて辛くなってきたところにメニーのイキな事をする感じ…
観ているこっちが何故かほっこりしてしまうようなラストは、必見です。
メニーは、一体何者なのか…
とても気になる部分ですが、これは、謎のままの方がいい場合もあると思います。
どこかミステリアスでいた方が見てるこっちが妄想しやすいというやつですね。
ダニエルラドクリフの変わった映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 3.5
映画.com 3.4
評価が高い人の印象としてストーリーを気にするというより、現実と妄想の世界の移り変わりや笑える点を評価しているようだ。
逆に低評価は、ストーリーを気にしており、理解が全く出来ず、低評価となっている。
高評価の意見としては…
色々グロ汚いけど見ちゃう、笑える
低評価の意見としては…
純粋につまんない、ストーリーが良く分からない
下記詳しい感想 ↓
映画.comスイス・アーミー・マンの作品情報より引用
(C)2017 PONY CANYON INC. All Rights Reserved
菊飛的には、ラドクリフさんに主演男優賞あげたい。
ダニエルラドクリフさんは、今回、メニーという謎の死体役でてます。
彼と言えば、ハリーポッターのイメージがとても強く、正統派主人公ってイメージ。
今作視聴2回目なんだけど、最初観た時は度肝抜かれました。
だって、死体役で半ケツでオナラかましながら、背中にひとのせーの…海を滑走してるんですよ!?
こんなインパクトある絵面はなかなかない。
しかも、おしりに栓されたりするし、水も蓄えられるし、火も起こせる。
これだけで気になって、気になって観たくなる映画…
ダニエルラドクリフ便利すぎやろ。
一家に一台メニー欲しいわ。
あ、はい、嘘です。
ただ、メニーの難点は、人だからそこそこ重い。
映画内では、それはそれは重そうだった…
それでなんで主演男優賞あげたいかってとこなんですがね。
そりゃ、あんなやりたい放題されてる姿みたら、上げたくなるでしょうよ。
まぁ、なかなか死体役が板についてんじゃん…名演技だったと思うんです。
主人公を食い殺す勢いのインパクトでした。
映画.comスイス・アーミー・マンの作品情報より引用
(C)2017 PONY CANYON INC. All Rights Reserved
ラストの終わり方が最高に好き。
ここでは、ネタバレなしの感想なんで、詳しくは書かないですが、ラストの終わり方はメッチャ好きでした。
ちょっと悲しくも何となく心が暖まるようなラストは、何度も観たくなる。
菊飛「メニー…お前は、最高だよ…ʅ(◞‿◟)ʃ 」
そんな事を思わせてくれる…いいラストです。
そうそう、終盤に心に刺さる事をメニーが言っているんです。
メニー「人間は、すぐ嘘をつく…なんで、すぐ嘘をつくんだ…以下略」
以下略の部分からは、メニーが感情を爆発させる。
凄いメッセージ性の強いシーンで見終わってからも、引っかかるシーンでした。
自分が面白いって感じる映画の特徴の一つに何ヶ月前に観た映画でも鮮明に覚えてるシーンがたくさんある映画なんです。
これは、何年も前に観たはずなのにまだ鮮明に覚えていたんです。
後味がいいラストなのも高評価の一つですね。
メニーは、一体何者なのか…
これは、ホントに謎な部分なんです。
映画内では、詳しく説明されてはいない。
気になりはするが、謎なままでいい時だってあるんです。
でも…ちょっとメニーの過去が気になってついつい妄しちゃう。
そんな楽しみを与えてくれるのもいい映画の要因なんじゃないでしょうかね。
メニーがなんでああなっちゃったんだろ…生前どんな感じなんだろう…なんて想像しながら、エンドロールを観ているのは、ある種映画の醍醐味。
分かってくれる人…いるかな…?
ネタバレ感想
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ラストの終わり方…メニーが海をおならで飛び立つ所最高に好き
最後まで謎のままだったメニーが突如動かなくなる。
それもサラが既婚者だった事実でショックを受けたからだ。
ハンクは、最後の最後に死体のメニーにしきりに話しかけたり、サラにストーカーがバレたりして、観てられない状況が続いた。
でも最後には、メニーが突如動き出し、海へと飛び立つ。
そこで終わっており、いい終わり方だなって思いましたね。
途中まで周りから死体をもてあそぶ、ストーカー野郎という目で見られていたが、ホントに目の前で死体が動き出してからは空気が一変。
メニーは、親友のハンクが変人扱いされるのが嫌だったんでしょうね。
そういう優しさを感じつつもハンクのほんのり笑顔がとてもグットエンドのように思えて…とても良かったですね。
結末~
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登場人物と簡単な説明
ハンク(遭難してしまい、自殺しようとしていた主人公)
メニー(おならなど色んな事が出来る謎の死体)
サラ(ハンクがひそかに思いを寄せている女性で既婚者)
ハンクと死体のメニーの壮絶な旅は、簡単に幕を閉じる。
ハンクは、遭難して自殺しようとしているところに死体のメニーが現れる。(流れ着く)
そして、その死体がおならを永遠出していることを知り、ハンクは自殺をやめる。
そこからメニーが喋ったり、火を出せたりできることを知り、ハンクはメニーと仲良くなる。
ハンクとメニーは、なんとか街に戻る為散策していると、そこに熊が現れ、足を折ったり、足を切り裂かれたりとハンクは、重症を負う。
だが、メニーの発火機能を利用して、熊を追い払った。
命からがら助かったハンクとメニーは、近くに車が走る音を聞く。
そして、街にたどり着いたのだが、そこはサラの家だった。
サラの娘に助けを求め、サラが出てきた。
サラは、気味悪がったが、救急車等を呼んだ。
そして、ハンクは助かったが、メニーは、サラが既婚者だったことに驚愕し、しゃべらなくなった。
ハンクは、サラのストーカー疑惑とメニーの死体でいじくりまわしているのを周りが気味悪がったので、ハンクは、メニーを持って、元居た海に行く。
そして、メニーにかたりかけ続けたら、メニーが突如おならをし出し、海へと消えて行った…