オバマ前大統領の思想がここに…Netflix映画バリー(感想、結末)
ネットフリックス公式サイトのバリーの作品情報より引用
(C)2016 Barry Netflix.All Rights Reserved
オバマ前大統領と言えば、大体の人は知っているはずだ。
アフリカ系出身者の人物で、初のアメリカ大統領である。
その学生時代の青春を詰め込んだドラマ映画がこの映画。
バリーの政治に興味を持つキッカケや人種差別について思っていた事、母国についてなど色んな苦難が観られるこの映画…それでは感想をどうぞ。
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キャスト
デヴォン・テレル
アニャ・テイラー=ジョイ
ジェイソン・ミッチェル
エラー・コルトレーン
デヴォン・テレル自体は、この映画で有名になった模様。
他の作品には殆ど出ていないみたいですね。
アニャ・テイラー=ジョイは、女優兼モデルのアルゼンチンとアフリカ、スペイン系の超ハーフ。
色々混ざっていて、とっても美人です。
スプリットやミスターガラスなどに出演しています。
因みに6人兄弟の末っ子です。
あらすじ~
若き日のバラク・オバマは、進学のためNYへ。世界一刺激的な街で、人種、文化、そして自分自身と向き合ってゆく。第44代大統領の大学時代を描いた青春映画。
ネットフリックス公式サイトの作品紹介、解説欄より引用
原題、Barry
上映時間、104分
監督
ヴィクラム・ガンディ
脚本
アダム・マンズバック
製作
ヴィクラム・ガンディ
ダナ・オキーフ
テディ・シュワルツマン
ベン・スティルマン
製作総指揮
ダニエル・ステインマン
配給、ネットフリックス
ストーリー…6/10
キャスト…5/10
個人的評価…6/10
一文感想 ↓
バラクオバマ前大統領の様々な苦悩…まぁまぁな映画。
そのオバマ前大統領の色んな思想だったり苦悩を現した映画だったんですが、個人的には微妙でした。
人種差別、政治、母国についてという壮大なテーマで、微妙だった理由が…
- どれも馴染みが無かった。
- 終わり方が微妙。
- 純粋に分かりづらい。
とピンと来ない事ばかりだった。
人種差別、政治、母国とは…といった壮大なテーマ。
壮大なテーマたちだが、どれも自分にはなじみ深くないので、あまりピンと来ない。
結論として、どれもこれもピンと来なくて、感情移入が出来ない。
それに、話も難しい部分があるので、面白いと感じなかった。
あくまで思想の話なので、物語の緩急はあまりない上、分かりづらい。
「これがバリーの考え方だ!」と分かりやすく言っているわけでもないので、ホンワカとしか分からないが、とても残念だった。
結末がはっきり言ってよく分からない。
あ、終わったんだねって感じの終わり方。
なんとな~くではあるが、こういう風に思ったんだねってのは分かった。
何となく過ぎて合っているかは不明だ笑
ドラマ映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 3.5
映画.com 3.0
映画.comでは、レビューがなく、点数のみでした。
フィルマークスでは、色々と書かれており、良し悪しというより、考え思想が観れて良かったという意見が大多数でしたね。
その辺の自分の観た考えを各々載せていた印象。
高評価の意見としては…
物思いふけっている所が知性的でよかった、アニャが可愛い。
低評価の意見としては…
終わり方がこれで終わり?となった
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下記詳しい感想 ↓
人種差別、政治、母国とは…といった壮大なテーマ。
壮大なテーマたちだが、どれも自分にはなじみ深くないので、あまりピンと来ない。
人種差別…黒人差別はそれなりに収まってきている1981年頃。
いまだにバリーは、白人の彼女と黒人の自分…バリーのカップルで街を歩くと周りから見られているように感じていた。
ホントにそうなのかどうなのかはよく分からないが、バリー自体はそう思っている。
正直、その辺の人種問題というのは、日本人の自分は身近じゃないから、あんまりピンと来ないのが現状。
そりゃ、歴史とかで色々学んだから、知ってはいるけど、身近に人種差別がある生活をしていないから、ピンと来ないことが多い。
次に政治について。
バリーは、度々友達と政治の話をするんだが、いまいちわからん。
ちょっと難しいんだよね。
この部分もピンと来なかった。
最後に母国について。
元々バリーの父は、ケニア人で母がアメリカ人で、人種も違い、国籍も違う2人の間の子供だ。
そんな子供だから思うのであろう…母国について度々思っていた。
仲間内との話でその辺が出てくるが、生粋の日本人で両親も生粋の日本人だから、まぁピンと来ないですわな。
結論として、どれもこれもピンと来なくて、感情移入が出来ない。
それに、話も難しい部分があるので、面白いと感じなかった。
あくまで思想の話なので、物語の緩急はあまりない上、分かりづらい。
人種差別に悩むバリー、政治などを大学の講義や友人たちと話す部分、ちょっといざこざ…治安の悪さを見せる。
劇的な展開、今後のバリー自身に大きな出来事があるわけでもないように感じた。
本人にしてみれば、一つ一つが重要な出来事なのかもしれないが、見てるこっちとしてはあんまりピンと来ない部分が多い。
前項でも話したが、政治の話は正直難しすぎるし、人種差別もあまり身近じゃなく、その悩みもいまいち感情移入できない部分。
こう、「これがバリーの考え方だ!」と分かりやすく言っているわけでもないので、ホンワカとしか分からないが、とても残念だった。
ただ…残念な部分だけじゃない。
当時…1980年代のアメリカの雰囲気だったり、黒人たちの国が建てた日本でいう道営住宅的な場所の現状など一部インパクトの強い部分もあった。
それに、音楽のチョイスも結構好きだったりする。
結末がはっきり言ってよく分からない。
観終わった感想は…「ん???」だった。
あ、終わったんだねって感じの終わり方。
最後の一言で、何か吹っ切れた感があったが、いまいち…主人公の感情の起伏があんまりない。
クライマックス付近は、ずっと暗く落ち込んでいる姿しか観れてないので、感情の変化が全く分からない。
だから、あのラストも良く分からなかった。
恐らく…自分の母国についての考え方はまとまったっぽいんだよね。
あの終わり方の雰囲気は…
もうちょっと分かりやすい終わり方にしてもらえれば良かったのにと思う。
ネタバレ感想
下記の[表示]内に隠しております。
彼女のシャーロットとは別れたって事でいいのか?
ラスト付近シャーロットにダンスをしようと言われ、途中でバリーがやめた。
そして、シャーロットは涙目となった…
ん?これは、別れを告げたって意味なの?
しっかり言葉に出してもらわな分からないわ。
正直…何を伝えたいのかが分からなかったよ…
バリーの考え方だったり、学生の青春風景って事でいいのか?
色々悩んでいる描写があったにはあった。
純粋にバリーの学生時代の青春や葛藤を表してるのかな。
最初からから最後までみたが、何を言いたいのかイマイチ分からなかったぞ。
結末~
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登場人物と簡単な説明
バリー(主人公)
シャーロット(バリーの彼女)
バリーがとある夫婦にある事を言われ吹っ切れる。
バリーは、大学に進学し、同じ授業だったシャーロットと彼女にしたり、バスケ仲間と毎日遊びながら学生生活をしていた。
だが、シャーロットは白人、自分は黒人で周りから色眼鏡のような感じで見られてるような感覚に襲われるのであった。
それがきっかけで険悪になる。
その後、シャーロットの親戚の結婚式でとある夫婦と巡り合う。
その夫婦に「君は紛れもないアメリカ人だ」と言われ、吹っ切れるのであった。