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オーバーロードのアニメって書籍版通りなのか?アニメ版と書籍版を観た自分が解説

    

オーバーロードのアニメって書籍版通りなのか?アニメ版と書籍版を観た自分が解説

  (更新日: 2020/04/03)

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 2015年から放送し始めたオーバーロードのアニメ。

現在では、3期まで放送されており、深夜アニメ枠としては3期まで続くのはなかなかありません。

そんなオーバーロードのアニメですが、アニメを観終わった後原作の書籍版が気になる人が多いと思います。

書籍版では、あそこはどうなっているんだろう?書籍版と違うのだろうか?アニメはオリジナルなのだろうか?

そういった疑問が多々あると思います。

そういった疑問を書籍版を最新刊まで観た自分がどうだったか解説していきます。

 

 

( こんなことが分かります)

✔ アニメ作品が書籍版通りなのか分かる

 

 

アニメ作品と書籍版の比較

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アニメオーバーロード3期

© 丸山くがねKADOKAWA刊/オーバーロード3製作委員会

 

ここでは、早速アニメ版と書籍版の比較をしていこうと思います。

現状3期までやっており、1期、2期、3期ごとにどうなのかを書いていきますね。

書籍版の内容を沿ってアニメは作られています。

一応web版も存在するんですが、今更新が止まっていて…恐らく書籍版をメインで進めて、web版の更新はするつもりがない可能性が高いです。

因みに書籍版とweb版の違いはこちら…

 

アニメだからと言ってオリジナルのシーンがあるというのはありません。

(劇場版は、オリジナルシーンを少し差し込んでいました。)

次に総じて言えることは、アニメ版では細かい描写が端折られているので、このシーンはもっと心情など色んな感情が込められていたところなのになってところが1秒満たない程のシーンにサッと収められていることがあります。

他にも完全にカットしているところもあるので、アニメ版をもっと詳しくした内容が書籍版といったイメージです。

そのカットしている箇所が2期と3期は、書籍版の見所部分でサブストーリーに何故か話数をかけているんですよね。

多分、アニメ版は、サブストーリーの話数を減らせれば、もっと良くなったと思うんですが…

 

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オーバーロード1期公式サイトより引用

© 丸山くがねKADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会

細かい心情等が端折っているのと細部のシーンがカットされている感じでした。

アニメ版では、しっかりと目玉であるクレマンティーヌVSモモン、ガジットVSナーベの戦いに尺を割いてくれていたり、シャルティアとアインズ戦での下りや戦いに尺をしっかり割いていたので、かなりいい出来だったと感じています。

ただ、ここも3冊分を13話で押さえているので、細かい心情やシーンはカットされていたりしています。

それでも1~3期の中では、バランスが取れていて、見所部分にしっかり尺を割いてくれています。

個人的には、1期~3期の中で一番面白い箇所ではないでしょうか。

 

因みに劇場版オーバーロード(総集編)が作られており、ちょうどこの1期部分での所で作られています。

新規カットが追加されており、個人的には、劇場版オーバーロードの方が好きでしたね。

 

オーバーロード小説版1巻~3巻)

 

 

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オーバーロード3期公式サイトより引用

© 丸山くがねKADOKAWA刊/オーバーロード3製作委員会

リザードマン編に尺を使いすぎています。

5話分割いており、王都での下りは意外としっかり描かれていたもののクライマックスシーンがかなり端折られている感じでしたね。

 

 

例えば、クライムと青の薔薇のガガーランの会話の部分も書籍版ではクライムの様々な心情だったり、もっと濃い会話をしているんですよね。

その部分が一瞬で終わらせて、そういう会話シーン的なのあったくらいで終わらせてます。

全部カットされるよりはましですけど、リザードマン編をもっと短くしてこの辺だったりをしっかり描いていればなぁと感じましたね。

 

イメージとしてはちょっと詳しく書いたダイジェスト版みたいな感じでしょうか。

重要な部分だけを残しており、その他心情等はほぼカットです。

2期あたりの一番の見所なんですが、とても残念です…

 

リザードマン編は、何故か書籍版通り細かい設定もなるべく入れている感じがしていて、「逆では??」と感じてしまいました。

 現状書籍版でもリザードマンたちはさほど出てこず、ハムスケとその相棒のデスナイトと一緒に武技の先生的な立場として出てくるくらいなんです…

正直、そこまでしっかり描かなくても今後のストーリーに差支えはないんですよね。

 

オーバーロード小説版4巻~6巻)

 

 

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オーバーロード3期公式サイトより引用

© 丸山くがねKADOKAWA刊/オーバーロード3製作委員会

3期も2期と同じでサブストーリー的な部分に尺を使いすぎていて、メインの大虐殺部分やその前振りがダイジェスト化してしまっています。

そもそも…原作があんまり面白くないところなので、アニメ版も微妙になってます。

言わば、サブストーリーが挟まれている形ですね。

そのサブストーリーがカルネ村についてです。

原作でも1冊くらい使ってカルネ村について話があって、このカルネ村での一件がアニメ版でも相当な尺を取っています。

アニメ版も細かい描写はカットされていますが、結構忠実に再現されている方です。

その後の大虐殺のキッカケの話をサクッとすまし、皇帝との会談に大虐殺とかなり駆け足になっている気がします。

 

例えば、きっかけとなったワーカーたちのシーンですが、実はもっとメインのパーティの「フォーサイト」の人たちくらいしかスポットが当たっておらず、他のチームの内情等は殆ど描かれていないんです。

書籍版では、もっとボリューミーでしたので、カルネ村のところの尺を抑えてこちら側に回せればと考えてしまいます…

 

カルネ村の一件が5話分使っているのに対し、そこから大虐殺までおおよそ書籍版2冊分を7話分で押さえているんですから、カットしているシーンもそれなりにあります。

この3期部分での一番の見所の部分なんですがね…

 

 

  • 総評…)

個人的な感想としては、1期以外は話数の振り方が変だった…面白い箇所に振らず、どうでもいいようなサブストーリーに話数をふんだんに使っているイメージでしたね。

書籍版では、そういったサブストーリーにもそれなりにページを割いていますが、メインのストーリーの面白いところもしっかりページを割いてくれているので、楽しめた印象です。

 

おまけ)アニメ版が好きな人は、書籍版も読むべき??

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オーバーロード1期公式サイトより引用

© 丸山くがねKADOKAWA刊/オーバーロード製作委員会

是非読んで貰いたいところですね。

アニメ版では、書籍版の内容をかいつまんで作っているので、アニメ版のこういう所をもっと知りたいという方が多いと思います。

そういうところがアニメ版だとカットされていたりするので、書籍版を読めば分かります。

それに、各シーンでも各キャラの心情が書籍版ではしっかり描かれているので、オーバーロードのアニメが好き!という方は、書籍版を読むとあのシーンはこういう心情でやりとりしていたのか…と違った楽しみ方もできます。

 

※現状アニメ版の3期は、原作の9巻までの話になっています。

 

まとめ

  •  書籍版に沿ってちゃんと作られている。
  • アニメ版では細かい描写が端折られていることが多い。

 

オーバーロード1期)

  • 細かい描写はカットされているものの大体話数の振り分けは良い感じになっている。

 

 オーバーロード2期)

  • リザードマン編に尺を使いすぎ(約5話分相当)
  • その他話数が王都での下りからクライマックスシーンで結構端折られていた。

 

オーバーロード3期)

  • 2期と同じでサブストーリー的な部分に尺を使いすぎ
  • メインの大虐殺部分やその前振りがダイジェスト化してしまっている。