007初の海中戦でそのシーンがてんこ盛り…007サンダーボール作戦(感想、その他)
007サンダーボール作戦より引用
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007シリーズにしてショーンコネリーボンド4作目のサンダーボール作戦。
今作の目玉は何と言っても水中シーンだ。
戦闘シーンから水中のスパイシーン、サメなんてものも出てくるぞ。
Qのスパイ道具も水中で使えるものも多数出てくる。
キャスト
クローディーヌ・オージェ
アドルフォ・チェリ
ルチアナ・パルッツィ
リック・フォン・ナッター
モリー・ピーターズ
マルティーヌ・ベズウィック
バーナード・リー
ロイス・マクスウェル
デズモンド・ルウェリン
あらすじ~
原子爆弾2発を搭載したNATO空軍のヴァルカン爆撃機が訓練中に消息を絶った。
その後犯罪組織「スペクター」が奪った原爆と引き換えにNATOに対して一億ポンド相当のダイヤモンドを要求してきた。
007たちのスパイ9人が集結、原爆奪取作戦…「サンダーボール作戦」が開始されたのだった。
解説
「007」シリーズ第四作目。イアン・フレミングの「サンダーボール作戦」を前三作と同じリチャード・メイバウムが作家ジョン・ホプキンスとジャック・ウィッテンガムの協力を得て脚色、「007/危機一発」のテレンス・ヤングが監督した。撮影は前作と同じテッド・ムーア、音楽はこれも前作と同じジョン・バリーが担当した。美術監督のケン・アダムが小道具の数々を紹介する。出演はショーン・コネリー、ミス・フランスのクローディーヌ・オージェ、TV『スパイ』のルチアナ・パルッツィ、「モール・フランダースの愛の冒険」のモリー・ピーターズ、「007/危機一発」のマルティーヌ・ベズウィック、「リオの男」のアドルフォ・チェリ、ほかにリック・フォン・ナッター、バーナード・リー、ロイス・マックスウェル、デズモンド・ルウェリンなど。製作はハリー・サルツマン、アルバート・R・ブロッコリ、ケビン・マクローリーの三人。
映画.comの007サンダーボール作戦の作品紹介、解説欄より引用
原題、Thunderball
上映時間、130分
監督
テレンス・ヤング脚色
リチャード・メイボーム
ジャック・ウィッテンガム
ジョン・ホプキンス
原作
ケビン・マクローリー
ジャック・ウィッテンガム
イアン・フレミング
製作
ハリー・サルツマン
アルバート・R・ブロッコリ
ケビン・マクローリー
配給、 ユナイテッド・アーティスツ
ストーリー…6/10
キャスト…7/10
個人的評価…6/10
一文感想 ↓
良くも悪くも初の海中戦が見所だ…まぁまぁ映画。
所々にある海中シーンは、とても良かった。
今までの007シリーズにはないし、スパイ道具も活躍。
個人的にペンくらいの大きさで、加えたら5分ほど息が持つスパイ道具は、かなり便利。
泳げないけど欲しいって思ってしまった。
と海中戦では良い部分もあるが、残念な部分もあった。
クライマックスの戦闘シーン。
昨今のアクションに慣れてしまったってのもあるが、かなり尺が長めな上、海中なのでスローアクションのようになっていた。
良くも悪くも海中シーンが印象的であったね。
ボンドガールがたくさん出てきて関連性がわかんねぇ。
ポーラとかドミノ(原爆乗せた飛行機のパイロットの妹)とかちょっとこんがらがる。
海中戦は斬新だったけども、ちょっと退屈してしまった。
海中シーンが目玉だが、クライマックスは、過去作一番の残念さが残ってしまった。
思ったんだけど、あの原爆の処理の仕方はいかがなものか…最初と終わりが笑った。
原爆処理や最初と最後のところに少々笑ってしまった。
007シリーズ、ショーンコネリーを観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 3.3
映画.com 3.2
「映画」として観た時、大多数の人は、まぁまぁだと感じたようだ。
だが、そんな中でも1960年代でこのクオリティの海中戦を展開したりと高評価の人もいるのは確かだ。
高評価の意見としては…
ぷぷっと笑ってしまう箇所がある、この当時での海中シーンは凄い
低評価の意見としては…
スパイものとして行き当たりばったり、設定があいまい
下記詳しい感想 ↓
ボンドガールがたくさん出てきて関連性がわかんねぇ。
ポーラとかドミノ(原爆乗せた飛行機のパイロットの妹)とかちょっとこんがらがる。
「説明等ないからさ、最初からボンドガールがいるんだよね。」
「同じ職の人なのかどうなのか分からずじまいだったなぁ。」
ポーラという人がこの映画限定の協力者?で色々手助けしてくれてる。
特に説明もないから、何ものか謎。
あと、ガッツリ髪型服装変えられると別人?って思う程変わるから、マジで分からんくなる。
ドミノさんは腹筋バキバキ美人。
この女性も美人さんだなぁ…
この女性は、この映画のキーキャラになっており、かなり重要な立ち位置となっていた。
兎にも角にも、女性の関連性がイマイチ分かりづらい映画でした。
海中戦は斬新だったけども、ちょっと退屈してしまった。
この映画の目玉と言われたら、海中戦だ。
「海中シーンの量とその中での戦闘シーン相当あったね。」
「この映画は、水中戦が見所だからね!でも…」
ちょっと迫力はなかった。
というよりもクライマックスの水中戦が長すぎた。
水中だから、動きはどうしてもゆっくりになってしまう。
そう、戦闘がずっとスロー。
しかも、ドロ試合みたいになってるから、どっちが優勢なのか分からずに終わってしまう。
クライマックスは、過去作一番の残念さが残ってしまった。
因みに途中の戦いや水中のシーンは良かった。
一対一や逃げたりするのは、新鮮で見応えもあったぞ。
思ったんだけど、あの原爆の処理の仕方はいかがなものか…最初と終わりが笑った。
ラストの結末に関することだから詳しく言えないが、個人的にあの処理の仕方は、危険なんじゃねぇかと感じた。
いやね、下手したら大惨事よ?
そんな処理の仕方であった。
最初のボンドがスパイ道具で飛び立つシーン。
ちょっと笑った。
てか、ダサかったんだよ。
確かに便利だけど、ダサさが滲み出ていた笑
次にラストだ。
いや、あの回収の仕方絶対危ないやろ笑
ボンドガールしがみついてたけどさ、あれ、メッチャ力強くないといけないんじゃね?
これは、実際に見てみてほしいですね。
てか、自分にしがみついて欲しい
ちょっと欲望が出てしまいましたね。
なんだかんだ、最初と最後は笑ったので、良しとします笑
ネタバレ感想
下記の[表示]内に隠しております。
今作のヴィランは、エミリオ・ラルゴとフォオナ。
原爆を盗み出した片目眼帯をしているラルゴと女性のフォオナ。
フォオナは、ボンドの色気に当てられて寝返らなかった。
結局死んでしまう。
ラルゴも船の中で背後からドミノのモリによって殺された。
ドミノは、大好きだった兄の仇を取った形になるんだよね。
「007サンダーボール作戦」の注目ポイント
映画化されて約半世紀の一大シリーズ。
今作の注目すべき見所を紹介。
- 007初の海中戦。
- 規模が大きい原爆で脅すスペクター。
- 今作のQのスパイ道具めっちゃほしい。
・「007サンダーボール作戦」の注目ポイント1)007初の海中戦。
海中でのスパイシーンやアクション、クライマックスまでもが海中。
今作の目玉とも言うべきは、この海中シーンにある。
サメが出てきたりと海といえばの展開が盛り沢山だぞ。
・「007サンダーボール作戦」の注目ポイント2)規模が大きい原爆で脅すスペクター。
前作は、ヤバいガスが街にまかれて何万人死んじゃうって言うスケールのデカさ。
今回は、原爆落とすとスペクターがおどしはじめる。
何万人よりもたくさんの人が死ぬ上、核爆弾を使うあたり、スケールの大きさが際立つね。
・「007サンダーボール作戦」の注目ポイント3)今作のQのスパイ道具めっちゃほしい。
水中カメラなど色んなスパイ道具が登場。
特に水中でボールペン程の大きさで加えると5分くらい空気が持つスパイ道具(応急呼吸器と言うらしい)。
これは、めちゃくちゃ欲しくなる便利スパイ道具。
その他に冒頭のジェットパックは、便利だが見た目がなんだかダサい装備もあるぞ。