アマチュアバスケの裏の世界…Netflix映画アマチュア(感想、結末)
ネットフリックス公式サイトのアマチュアの作品情報より引用
(C)2018 Amateur Netflix.All Rights Reserved
この映画、バスケのプレーが中心ではなく、アマチュア選手がどうプロにのし上がるか、スポンサーをつけさせるかという話がメイン。
戦略型アマチュアバスケの裏側といった感じの映画だ。
個人的には、面白かったぞ。
ネットフリックス映画の記事はこちら)
2020年版)Netflix(ネットフリックス)で観れる映画おすすめ105選(洋画編) - 映画の部屋
2019年作品限定)Netflix製作映画限定!面白いオススメ映画22選 - 映画の部屋
キャスト
マイケル・レイニー・Jr
ジョシュ・チャールズ
ブライアン・ホワイト
あらすじ~
類まれなる才能を見出され、若干14歳で名門校にスカウトされた天才バスケ少年。
年若い金の卵を、私利私欲が渦巻くアマチュアスポーツの世界が待ち受ける。
ネットフリックス公式サイトのアマチュア作品紹介、解説欄より引用
原題、Amateur
上映時間、96分
監督
ライアン・クー
製作
ジェイソン・マイケル・バーマン
マークモラン
チップホウリハン
脚本
ライアン・クー
配給、ネットフリックス
ストーリー…7/10
キャスト…5/10
個人的評価…7/10
一文感想 ↓
ネットフリックス公式サイトのアマチュアの作品情報より引用
(C)2018 Amateur Netflix.All Rights Reserved
金の卵が直面する大人の事情が生々しい…面白い映画。
個人的には面白かった。
バスケのプレーというより、その裏側にスポットを当てた作品。
アマチュア世界のお金とプロになる為の厳しい現実。
それを自分の才能と努力を武器にのし上がっていく。
ただ簡単にのし上がっちゃったら、面白くない。
ちゃんと障害が用意されている。
その障害とのし上がる姿のバランスがとても良かったね。
新人として有望な選手の努力姿は、応援したくなる。
テロンがバスケで成り上がっていく様は、観ていて面白いぞ。
クライマックスは、山あり谷あり…それでいてスッキリする良い展開だ。
失敗しても成功しても一緒懸命努力した姿は、マジで眩しい。
人の話聴かない事や思い込みは、不幸を招くという教訓が詰まってる。
自分の思い込みでの行動は、不幸を招くということが見に滲みて分かる。
バスケの裏舞台の映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 3.5
映画.com 3.5
アメリカのバスケ事情を深く考えさせられた反面、色んなバスケシーンに印象的って感じている人が多かった模様。
明確な低評価コメントがなく、平均的な数値かたま~にかなり低い数値がいる程度だった。
高評価の意見としては…
今のアメリカバスケを的確に捉えていた
低評価の意見としては…
主人公が天才肌すぎて共感が少ない
ネットフリックス製作のスポーツ系映画の感想はこちら)
感想評価)Netflix映画フィール・ザ・ビート(感想、結末)…笑いあり!舞台女優系サクセスストーリー - 菊飛movie
感想評価)イズィ&オズィ(感想、結末)…王道ラブコメボクシング映画 - 菊飛movie
感想評価)Netflix映画ハイ・フライング・バード -目指せバスケの頂点-…バスケを通して黒人差別について訴えている! - 菊飛movie
下記詳しい感想 ↓
新人として有望な選手の努力姿は、応援したくなる。
テロンがバスケで成り上がっていく様は、観ていて面白い。
最初からチャンスがあるのは、いささか違和感だが、挫折と向き合って頑張る姿は、ついつい応援したくなる。
手に力が入るってもんだ。
名門校に14歳で入った時、わかりきっていたが、周りの反応は冷ややか。
こう、イジメとかあるんかなって思ったが、そこはスポーツマン。
実力があると分かるやいなや、認め始めた。
バスケシーンは多いものの、バスケの試合がメインではない。
試合裏での話がメインで、スポンサーやお金、それに付随した備品の事がメイン。
なので、かなり生々しい話が展開されるぞ。
クライマックスは、山あり谷あり…それでいてスッキリする良い展開だ。
個人的には好きなクライマックスだ。
最大の苦難があり、それに立ち向かう。
失敗しても成功しても一緒懸命努力した姿は、マジで眩しい。
微笑んじゃうようなラストで、最後のカットは、スポーツマンなら誰しも抱きそうな感情を表現しているぞ。
個人的に面白いと思った理由の一つに数字の障害と戦っているところだ。
それをなんとか克服しようと頑張っている。
この部分でも異様に監督が協力的なのがちょっと違和感だが、打開策を見つけたりした時はテンション上がっちゃよね。
人の話を聴かない事や思い込みは、不幸を招くという教訓が詰まってる。
人の話は聞くべきと心から思った。
特にそう思わせてくれたのは、主人公のテロンの父だ。
父は、テロンの事を全く聞く耳を持たない。
明らかにアメフトが原因で、脳の障害を負っているというのに、何故か頑なに拒否する。
多分認めたくないんだろうなぁ…
そんな風に思ってしまう。
その父が自分勝手な行動で、テロンに大きな迷惑をかけてしまう。
親だからといって、子供の将来に必要以上に口を出してはいけないぞ?
良かれと思ってやっているのだろうが、結果は悪い方向ばかり。
やはり自分の思い込みでの行動は、不幸を招くということなのだろうか。
ネタバレ感想
下記の[表示]内に隠しております。
最後にフィールドを眺めるテロン…プロへの第一歩を踏み出すワクワク感
最年少でプロとなったテロン、この成り上がり方がとても良かった。
ザ・一発逆転!
その最後の試合は、規則のせいでみんなと試合が出来ない。
だから、外のコートで審判なしでやることに。
その時の選手達の表情は、イキイキしていてとても楽しそう。
純粋にバスケが好きなんだろうなぁ…
最後は、テロンがずっと練習してきたコートを外から眺める。
そこには、大粒の涙が…
スポーツマンならグッときゃうよね。
あのラスト…めっちゃ好き!
部活で頑張ってきた思い出が溢れ出てくる感じだよね。
結末~
下記の[表示]内に隠しております。
登場人物と簡単な説明
テロン(主人公で若干14歳で高校のバスケ名門校に入る)
グエンコーチ(名門校のコーチ)
テロン地上最年少のプロになる。
テロンは、グエンコーチの元バスケの才能を伸ばす。
数字障害や違うポジションで経験を積んでいった。
家庭環境も良くなく、テロンの父を名門校のヘッドハンティングの仕事に就かせた。
ライバルの高校ベスト1に入るチームと対戦、僅差で敗れる。
だが、そのライバル高にテロンの父がテロンを売り込んでいた。
その様子を見たグエンコーチは激怒。
テロンの父を呼び出し何やら話始める。
その内容をテロンが聴いてしまった。
グエンコーチが自分のお金を不正に使って、テロンを入れた事実。
これは、規則に違反すること。
この内容をテロンは、配信してしまった。
これが出回り、グエンコーチは退任。
テロンは、試合の出場権を失う。
その後、テロンは半ば諦めかけていた時、ある事を思いつく。
それは、無職のグエンコーチを側に置き、スポンサーをつける…プロになるということ。
それは、うまく成功して親も説得。
そして母校での最後の試合を規則のない外のグランドで行い、アマチュア最後の試合をしたのだった…