スプラッター感がたまらなく好き…Netflix映画誰も眠らない森(感想、その他)
(更新日: 2021/01/25)
ネットフリックス公式サイトの誰も眠らない森の作品情報より引用
(C)2020 Nobody Sleeps in the Woods Tonight Netflix.All Rights Reserved
微エロにグロ要素満載のこの映画。
スプラッター感がかなり強く、他国ではR-18指定なんだ。
個人的には結構好きだったこの映画の感想をどうぞ。
ネットフリックス映画の記事はこちら)
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キャスト
ジュリア・ヴィエニアヴァ・ナルキェヴィッチ
ミハウ・ルパ
ヴィクトリア・ゴンシェフスカ
スタニスワフ・ツィヴカ
セバスティアン・デラ
ガブリエラ・ムスカワ
ミハウ・ズブロヤ
ミロスワフ・ズブロイェヴィッチ
ピョートル・ツェルヴス
オラフ・ルバスゼンコ
ヴォイチェフ・メツファルドフスキ
あらすじ~
ネットなしでは生きていけない少年少女が送られたのは、深い森の中で行われる依存対策キャンプ。だがそれは、命すら脅かす恐ろしい悪夢の始まりだった。
ネットフリックス公式サイトの誰も眠らない森の作品紹介、解説欄より引用
Nobody Sleeps in the Woods Tonight - Trailer (Official) | Netflix
原題、Nobody Sleeps in the Woods Tonight
上映時間、103分
監督
バルトスM.コワルスキー
配給、ネットフリックス
ストーリー…7/10
キャスト…5/10
怖さランク…1/6
個人的評価…7/10
一文感想 ↓
ネトフリ初のスプラッター映画…面白い映画。
こんなしっかりしたスプラッター映画は、ネトフリ配給ではないのではないだろうかと思う程の作り込み。
スプラッター系にしては、かなり良い作り込みをしているという点だ。
特に13日の金曜日っぽい。
初期の13日の金曜日だろうね。
微エロが混ざっていたり、殺し方やグロ要素とかなり似ている。
殺人鬼が出てくる時の音楽もそうだ。
独特な音楽が流れる感じは、ついついふふっと笑ってしまった。
途中からどういうオチかは何となく分かってしまうが、その過程がとても良かったと言える。
良かったってのは、スプラッター好きとして良かった!と思えるということ。
それ以外のあんまりスプラッター系を観慣れていない人は、微妙と思う。
スプラッター映画のお約束が詰まっているのが最高に良い。
全体的に観て、スプラッター好きが見ると「これはあの作品をリスペクトしてんだな笑」って思える作品だ。
色んな点から13日の金曜日をリスペクトしている感じがするんです。
クリーチャーの雰囲気や殺し方、母の存在に終わり方とかなり13日の金曜日をリスペクトしている事が分かる作品だ。
この映画絶対R-18だよな。
公式サイトではR指定との記入がなされていないが、かなりグロく、R-18レベルのものだぞ。
13日の金曜日のようなスプラッター映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 2.7
映画.com なし
意外と高評価の人がチラホラいる中、基本的には低評価が多い。
表紙からも分かる通り70年代のスプラッター映画感満載だから、B級スプラッター好きが期待を裏切らない展開で喜んでいると感じた。(自分も含めて笑)
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
ネットフリックス製作のダンス系or歌系の映画の感想はこちら)
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下記詳しい感想 ↓
スプラッター映画のお約束が詰まっているのが最高に良い。
100分くらい観ていて思ったことは、70年代のスプラッター系ホラー映画が好きな人にとっては、最高にそそる映画だということ。
そそられる理由
- 微エロ(s〇xシーンやブロンド美人枠が存在する)
- クリーチャーがゆっくりなのにゾクッとする。
- ナタ、粉砕機、素手、鉄棒など殺し方が多種多様な上、メッチャグロい。
- 独特な音楽の使用。
13日の金曜日等のスプラッター系ホラー映画の定番がつまりに詰まっている。
13日の金曜日やエルム街の悪夢などエロいシーンが必ずと言っていいほど入っている。
こういう70年代の映画の定番になりつつあったこの要素なんだが、今作にもしっかり組み込まれている。
クリーチャーの動きがゆっくりな癖に主人公たちが追い詰められる感じ。
これも定番で、気付いたら背後にいて殺された。
遠くから棒など投擲して殺すなど遠くにいても「そんな方法で殺しちゃうの!?」という油断も好きもない感じがある。
今作も気付いたら背後にいたり、もの投げて殺したりとお約束に忠実だ。
特に13日の金曜日シリーズに影響されているとしか思われない殺し方。
グロもかなりのもので、腕が引きちぎられたり、頭を切り落とすなんて普通。
内臓だってバンバン出ちゃうんだ。
グロ耐性がない人はかなりキツイ作品。
独特な音楽は、ハロウィンシリーズや13日の金曜日同様、殺人鬼が迫る時に流れる。
この誰も眠らない森でも殺人鬼が迫るであろうシーンの手前くらいから流れ出てくる。
不穏でどこか不気味で頭から離れないような音楽…いいチョイスだと感じたね。
全体的に観て、スプラッター好きが見ると「これはあの作品をリスペクトしてんだな笑」って思える作品だ。
色んな点から13日の金曜日をリスペクトしている感じがするんです。
一番に思い浮かべるのが13日の金曜日シリーズ。
化け物枠のクリーチャーもジェイソンホービーズっぽいデカくて顔がなかなかな醜さをしている。
まぁ、生立ちは違ったり、被り物をしていないが、それ以外はかなり似ている。
殺し方もそうだ。
チェーンソーで殺すイメージのあるジェイソンだが、実はナタとか周りの物を使った殺し方が多い。
チェーンソーは1回くらいなんじゃなかろうか。
基本はナタで殺すやり方が一番多く、その次が素手でサクッと殺すやり方が多い。
あとは、脱穀機に入れて殺したり、棒とか槍のようなもので投げて刺し殺したりするレアな殺し方がある。
誰も眠らない森もナタや脱穀機に入れてミンチ、棒を投げて殺すといった外視感のある殺し方をしてくれる。
他にもある。
母親が守ってくれていて、母が死んでから暴走し始めた点や終わり方も完全に13日の金曜日だ。
ヒシヒシ伝わる13日の金曜日をリスペクトしていますという気持ちが伝わる。
この映画絶対R-18だよな。
公式サイトを観る限りR指定というのが入っていない気がするが、この映画は確実にR指定。
しかもR-18とかかなり高い年齢設定だ。
その理由は、エロというよりグロ要素がかなり多いから。
スプラッター系だから、内臓もバンバン出るし、首とかもはねるし、色んなグロ要素が詰まっているんだ。
因みにIMDb情報では、韓国等他の国では、R-18と定められているそう。
R指定が入っていないが、グロ系が苦手な人は、注意が必要な作品です。
ネタバレ感想
下記の[表示]内に隠しております。
殺人鬼双子なのちょっと新しいな。
近所おじいちゃんのところに流れた主人公達がおじいちゃんから聞かされた。
宇宙から飛来した無さ物質にやられて、双子が化け物へと変貌。
しかも性格もなんか凶暴になってしまった。
てか、双子だったの!?
あんなデカイ殺人鬼2体いるとか絶望的やん。
なんかちょっと新しいですな。
その後、おじいちゃんは家に立てこもり、無断で入ってきた奴を撃ち殺す。
それは、主人公達の仲間だった。
背後に双子が現れ殺すのかな?って思ったら、逃れた。
上手い具合に騙されたぜ笑
「誰も眠らない森」の色んな裏話
誰も眠らない森は、コロナの影響など色んな裏話が存在する。
その裏話を紹介していく。
13日の金曜日と同時期の2020年3月13日にポーランドで劇場公開される予定でした。
しかし、コロナウイルスの発生が懸念されたため、初演は延期されてしまった。
映画の内容からも分かる通り13日の金曜日をリスペクトしている感がとても強い。
公開日も13日の金曜日と合わせようとしていたようだが、コロナの影響で公開できなかったみたいですね。
Bartosz M. Kowalskiによると
続編の撮影は「不可能ではありません」とのこと。
終わり方もそうだが、続編を作れそうな終わり方をしている。
スプラッター映画あるあると言ったところだろうね。
次回のプレミア上映が延期される前に、映画評論家のために事前に上映され、ほとんどが好評でした。
あれだけリスペクトされて作られてるし、内容もスプラッター映画としてはしっかりしている。
しかもこの作品はかなりの低予算であるらしい。
それも加味すると、好評なのも頷けたんですね。
23日間で撮影されており、1日に約8シーンが撮影されました。
1日平均どのくらいの撮影できるかが良く分からないが、1か月以内で撮影したってところを見るとかなり早いってのは、シロート目でも分かる。