テンポの速さと詐欺での成り上がり具合に酔いしれろ…Netflix映画ライジング・ハイ(感想、結末)
ネットフリックス公式サイトのライジング・ハイの作品情報より引用
(C)2020 Betonrausch Netflix.All Rights Reserved
この映画は、どんな映画?と聞かれたら、詐欺師になっていって落ちていく実話映画だ。
とある少年が税務署に恨みを抱えつつ、上京したところで頑張っていこうとする。
頑張り具合は、カスですが、詐欺の才能はピカイチってのが面白いね。
教訓としてクスリ、金、女の3拍子にハマったら、大体落ちていくってこと笑
多分、観たらこの映画…スコセッシ監督のあの映画に似てるなぁと思うはず。
自分も途中から思った。
その答えは、感想内にあります。
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キャスト
デヴィッド・クロス
フレデリック・ラウ
ヤニナ・ウーゼ
あらすじ~
金もうけのためなら手段は選ばない。
野心に燃える若者と舌先三寸のチンピラが、ベルリン不動産市場でボロもうけ。
にわかセレブのおいしい日々はいつまで続くのか?
ネットフリックス公式サイトの作品紹介、解説欄より引用
原題、Betonrausch
上映時間、94分
監督
ジュネイト・カヤ
配給、ネットフリックス
ストーリー…8/10
キャスト…6/10
個人的評価…8/10
一文感想 ↓
ネットフリックス公式サイトのライジング・ハイの作品情報より引用
(C)2020 Betonrausch Netflix.All Rights Reserved
詐欺のうま味は何よりも極上だぜ…面白い映画。
よくも悪くも尺が短いが為に楽しめた作品。
テンポが良く、内容も必要最低限でまとめられており、結末も意外と良かった。
だが、尺が短いが故、一部分かりづらい部分があり、今何やってんだろう…となりがちなのが残念だった。
イメージ的には、ドイツ版のウルフオブウォールストリートと言った感じで、ぼろもうけの規模ややっていることの規模はこっちの方が小さい。
成り上がりに詐欺、クスリに酒、女と共通点はかなり多いので、こういう詐欺をする映画が好きな人にはオススメできるぞ。
テンポの速さと成り上がり具合は、とても面白い。
90分程でハイスピードで成り上がる感じは、スピード感たっぷり。
それに加え策略(詐欺)で乗り越える様は、観ているこっちを夢中にさせてくれた。
おっきくなってく感じや仲間増えてくストーリーの展開の移り変わりの速さが夢中にさせてくれたんだなって思う。
音楽のチョイスがかなり良かった。
特に ビリーアイリッシュのバッド・ガイが使われていたのが良かった。
曲名が分からないが、自分好みの曲が多く使われていたぞ。
展開が速く、一部分かりづらい。
不動産の話や保険、銀行の話が出てくるので、その辺の知識を全く知らない場合100%楽しめないのが残念だった。
詐欺系の映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス なし
映画.com なし
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
ネットフリックス公式サイトのライジング・ハイの作品情報より引用
(C)2020 Betonrausch Netflix.All Rights Reserved
テンポの速さと成り上がり具合は、とても面白い。
90分程でハイスピードで成り上がる感じは、スピード感たっぷり。
それに加え策略(詐欺)で乗り越える様は、観ているこっちを夢中にさせてくれた。
都心に上京してきた主人公が最初はまっとうな仕事をしようとするが、給料の安さと搾取される感じが嫌で詐欺の道に走る。
自分の名前を偽装してヴィクトルという新しい名前で、初の詐欺の仕事でゲリーと出会い、詐欺の仕事がより進んでいく。
ここから詐欺の規模が大きくなっていって、新しい詐欺仲間も増えて行く。
おっきくなってく感じや仲間増えてくストーリーの展開の移り変わりの速さが夢中にさせてくれたんだなって思う。
類似作品として『ウルフオブウォールストリート』があるが、こっちは劣化版ではあるものの尺の短さ、結末の違いと良い部分もあるぞ。
劣化版と思った点が規模の大きさ。
ライジング・ハイとウルフオブウォールストリートでは、後者の方が規模がデカい。
キャストの豪華さもライジングハイは、負けてる。
でも、尺が短いが故テンポが良いのとこういう詐欺をテーマにした映画の成り上がっていく感やピンチをチャンスに変える所といった良さがしっかり描かれてるのは、良かったぞ。
音楽のチョイスがかなり良かった。
特に ビリーアイリッシュのバッド・ガイが使われていたのが良かった。
最近グラミー賞をとって人気があり、自分もハマっているので、この曲を聴いてテンションが上がった人もいるはずだ。
自分がそうだったから笑
ただ…丁度サビのところで、曲が終わってしまったのが残念でならない。
他にも自分好みの曲のチョイスで観ていて、内容だけじゃなく音楽でも楽しめる作品だ。
ネットフリックス公式サイトのライジング・ハイの作品情報より引用
(C)2020 Betonrausch Netflix.All Rights Reserved
展開が速く、一部分かりづらい。
この作品は、不動産の会社を設立してたくさんの人を騙してぼろもうけする話。
不動産の話や保険、銀行の話が出てくるので、その辺の知識を全く知らない場合100%楽しめないのが残念だった。
自分もその辺の知識がなく、尺も短いからか詳しい説明もないまま、アップテンポで進むので、流れについてこれないところも多々あった。
ただ、なんとなく成功していっているということは分かる。
行動の詳しい意図などは分からない。
仲間もポンポン増えて行って、誰が何やってるのかも分からなくなりそうになるので、結構頭を使って観る映画の部類である。
だが、その辺の意図が分からなくても十分楽しめるので、安心してくださいな。
自分も結構楽しめたので。
ネタバレ感想
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終わり方は、予想出来なくて面白かったね。
娘に会いたくて、一緒に過ごしたくて更生するのかと思いきや、ゲリーが託した宝石を元手にまた不動産の詐欺を働く。
いい意味で予想が外れてくれて、最後まで楽しめた感がある。
特にヴィクトルの懲りてない感が笑ってしまった。
こうやって何度も詐欺を働いて、捕まる人がたくさんいるんだろうなぁ…と思いながら観ていた。
そうそう、これは実話に基づいているらしいが、元ネタが出てきませんでしたね。
やはり欲の3拍子は、自分を破滅させる。
大体この手の映画は、クスリ、女、酒に溺れて1個のミスから一気に落ちていく。
やはりこの3つがそろうと碌なことにならないんだろうなと思う。
特にクスリさえやっていなければ、別れることにはならなかったはずなのに…
クスリは、本当に悪だと感じるわ。
結末~
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登場人物と簡単な説明
ヴィクトル(主人公で詐欺師)
ゲリー(ヴィクトルの相棒)
ニコル(ヴィクトルの奥さん)
ヴィクトルが詐欺等で捕まるも再度詐欺の道へ
上京してきたヴィクトルは、日雇いの仕事をするも賃金の低さに絶望。
偽名を作り、家を借りて、不当に金儲けしようとしたが、トラブルに遭う。
そこでゲリーに遭い、一緒に商売(詐欺)をしようと持ち掛けられた。
そして、不動産会社を立ち上げ、人を騙していく。
その過程でニコルと出会い、ヴィクトルは恋をする。
銀行、保険関係も上手くこなしていき、大金を手に入れる。
ヴィクトルとニコルは結婚し、子供が生まれた。
これにはゲリーも反対していた。
そんな平和なある日、税務署から通達がきて、税金を払うようにいわれた。
その額数百万で、お金がないヴィクトルは、ニコルにあげた宝石を売ろうとしたが、見当たらない。
ヴィクトルとニコルの間にも不倫がきっかけで、ニコルは出て行った。
そして、ヴィクトルは、海外に銀行を立ち上げ、資金調達して一儲けするが、ほどなくして捕まった。
出所後、ニコルと成長した娘に遭う。(ヴィクトルが娘が定期購読している雑誌のアニメに自分のメッセージを載せて、気になるように仕向けた)
そして、平和に暮らしていたある日、ゲリーから暗号めいた手紙を貰い、前の家にあったライオンの銅像を割ると、そこから宝石が…
それを元手にまた詐欺の道へと走るのであった…