架空のレストランを作り上げてからの開業の成り上がりヒューマンドラマ…Netflix映画マリリンの瞳は黒かった(感想)
ネットフリックス公式サイトのマリリンの瞳は黒かったの作品情報より引用
(C)2022 Marilyn's Eyes Reserved
精神病患者たちが社会との接点を作るために始めた慈善活動がイタリア国内で100位のレストランにまで成り上がるイタリア映画。
大元は、ヒューマンドラマだが、吃音症の男性と嘘をついてしまう女性のラブロマンス模様もある。
チック病患者の絶妙さの他、個性豊かな人たちのレストランが成り上がる姿は、とても面白い。
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キャスト
ステファノ・アコルシ
ミリアム・レオーネ
トマ・トラバッチ
マリオ・ピレッロ
アンドレア・ ディ・カーサ
オリエッタ・ノタリ
ヴァレンティナ・オテリ
アリエッラ・レッジョ
アストリッド・メローニ
ジュリア・パトリニャーニ
ヴァネッサ・コンパニュッチ
マルコ・メッセーリ
あらすじ~
精神科の施設で出会い、食によってつながった2人。あふれだす創造性から生まれた架空のレストランが現実となった今、必要なのは心を癒やすレシピ。
「無邪気な妖精たち」のステファノ・アコルシ、「L'amore a domicilio」のミリアム・レオーネ出演のコミカルなヒューマンドラマ。
ネットフリックス公式サイトのマリリンの瞳は黒かったの作品紹介、解説欄より引用
原題、Marilyn's Eyes
上映時間、116分
監督
シモーネ・ゴダーノ
配給、ネットフリックス
ストーリー…7/10
キャスト…6/10
個人的評価…8/10
一文感想 ↓
レストランの成り上がりと精神病患者の個性が光る…面白い映画。
あらすじにもあるとおり、精神病患者がレストランを開くこの映画。
- 精神病患者の掛け合いと個性。
- 俳優たちの演技力。
が面白さを引き出していた。
精神病患者たちのトラブルを起こしつつも乗り越える様が面白い。
とある人は、架空の人と心の声を無線で飛ばし(無線も架空)、チック病の人は心の声を叫んでしまう。
チック病のおばさんが主人公たちの仲が恋人って噂が流れた時、「ヤリまくり」と叫んだのは盛大に笑った。
精神病患者の演技が違和感なさすぎた。
違和感なく観られたおかげで、自然と映画を楽しめた。
観終わった後、思い返してみると、演技力凄いよなって心から思ったね。
ストーリーは、レストランの成り上がり模様が見所。
最初架空のレストランをネット上で作り、一人でサクラレビュー書きまくって、順位を上げる。
その後、いっそのこと作るかってレストラン開業という順序逆の展開が個人的に面白くて、見入ったね。
なかなかその展開はないし、嘘をつく女性の病きならではの展開で、しっかりと病気をストーリーに絡められていた。
起承転結の転もしっかり絡めていたぞ。
その他にも精神病患者たちのラブロマンス展開もあり、お互いの症状を理解しつつも躊躇ってしまう矛盾のようなラブロマンス模様がグッときた。
特徴)
- 精神病患者たちのレストラン成り上がり物語。
- 俳優たちの演技力が凄い。
精神病患者たちのレストラン成り上がり物語。
レストランの成り上がり模様にテンション上がっていく。
プラス、くっ付きたいけど、くっついていいのだろうかというまどろっこしくも何かグッとくる恋模様が面白い映画であった。
俳優たちの演技力が凄い。
他の患者もユニークで、面白く、演技力以外に精神病患者たちの掛け合いも魅力の一つだ。
成り上がり系、精神病患者たちのラブロマンス映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
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レビューが溜まり次第更新していきます。
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下記詳しい感想 ↓
精神病患者たちのレストラン成り上がり物語。
精神病患者たちが最初は、世間との交流を深めるために始めた慈善活動のようなもの。
それが、イタリア内の有名レストランベスト100位まで成り上がっていく。
実話ではないが、この過程がとても面白い。
始まりは老人ホームの人たちにパスタを振る舞うところから始まる。
吃音症というどもってしまう病気。
それプラス怒りを抑えられない症状があるシェフが納得いかなくて、料理を捨てようとする。
だが、新しく入ってきた嘘を吐いてしまう女性が美味しいってことで、ゴミ箱から拾い上げて、料理を出す。
そもそもゴミ箱に入れた料理を出すのはどうかってところは置いておいて…
その料理が絶賛されたことから、レストランをやる兆しが見えてくる。
嘘をつく女性が、この物語のカナメ。
うその嘘の店をでっち上げ、サクラレビューを投稿しまくり、ちょっとずつ有名になる。
いっそのことレストラン作っちゃおうぜってことで、架空の店を作ってからのレストラン開業という真逆パターン。
この出だしは、斬新で面白かった。
そこからは、いい感じで成り上がりつつも色んなトラブルに見舞われる。
成り上がり系の映画が好きな人にちょっとおすすめできる。
なぜちょっとかって言うと、合間合間にラブロマンスが挟まっているからだ。
嘘をつく女性と吃音症+怒りを抑えられない男性とのラブロマンス。
どこか惹かれつつも、一緒にいてはダメ…と尻込みしてしまう。
まどろっこしくも、お互いの欠点を理解し合う模様は、何かグッとくるものがある。
レストランの成り上がり模様にテンション上がっていく。
プラス、くっ付きたいけど、くっついていいのだろうかというまどろっこしくも何かグッとくる恋模様が面白い映画であった。
俳優たちの演技力が凄い。
チック病や吃音症の演技は、目を見張るものがある。
その辺の症状をよく知らないが、素人目から見ても違和感皆無。
内容以前にこの演技力に驚かされた。
個人的にチック病の発病タイミングが神ががかっている。
シェフと嘘をついてしまう女性がカップルって噂が流れた時、チック病のおばさんが絶妙なタイミングで「ヤリまくり」とか言っちゃう。
爆笑だよね。
その後も至る所でそのフレーズを言っちゃうから、最高に面白い。
他の患者もユニークで、面白く、演技力以外に精神病患者たちの掛け合いも魅力の一つだ。