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感想評価)違う!そうじゃない!!ホラーというより皮肉映画…Netflix映画クラシックホラーストーリー(感想)

 

    

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違う!そうじゃない!!ホラーというより皮肉映画…Netflix映画クラシックホラーストーリー(感想)

違う!そうじゃない!!ホラーというより皮肉映画…Netflix映画クラシックホラーストーリー(感想)

ネットフリックス公式サイトのクラシックホラーストーリーの作品情報より引用

 (C)2021 The Dig Netflix.All Rights Reserved

前半部分は、良いホラー要素を出していたにもかかわらず、後半からは急な路線変更。

最初意味が全く分からなかったが、後々じっくり調べてみると、色んな皮肉ってるのが分かったんだ。

まぁ…「言いたいことを全てぶちまけてやってぜ!ヒャッハー!」

って監督の声が聞こえる。

特にNetflixが配給先なのに動画配信サービスに対しての皮肉は、色々とヤバいんじゃねぇかとヒヤヒヤしちゃったよ笑。

 

 

キャスト

チルダ・ルッツ

フランチェスコ・ルッソ

ペピーノ・マッツォッタ

ウィル・メリック

ユリア・ソボル

アリダ・バルダリ・カラブリア

クリスティーナ・ドナディオ

フランチェスカ・カヴァリン

あらすじ~

 イタリア南部を共に旅していた見ず知らずの男女が、迷い込んだ不気味な森で過酷なサバイバルを繰り広げる。身の毛もよだつサスペンスホラー。

 

ネットフリックス公式サイトのクラシックホラーストーリーの作品紹介、解説欄より引用

 

www.youtube.com

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原題、A Classic Horror Story

上映時間、95分

監督

 ロベルト・デ・フェオ、パオロストリップポリ

配給、ネットフリックス

 

 

ストーリー…6/10

キャスト…5/10

 

 個人的評価…5/10

 

 

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一文感想 ↓

後半のそうじゃない感、皮肉と笑いが滲み出る…まぁまぁな映画

 

前半、サイコホラー的な展開に徹していたが、クライマックスとオチでは、コメディかなって笑える程の皮肉たっぷりの展開になってしまった作品。

 

前半部分は、かなり好み。

ミザリー悪魔のいけにえやクライモリ的なシーンを連想させる。

グロいシーンはあるものの、見せないような配慮がなされていた。

 

後半には、上げて落とされた感じ。

ホラー感が全くなくなり、皮肉たっぷり内容となった。

特に動画配信サービスの皮肉は,やりすぎではと持ってしまうほど。

正統派のサイコホラーを期待していた人は、ガックリしただろう。

逆にそこまで期待せずに変わったホラー見たいなって思って観た人は、そこそこハマったのではないだろうか。

 

前半の展開は、かなり好きだった。

このサイコホラー的な展開のまま行ってくれれば、とても満足の行く作品だった。

後半…クライマックスの期待を裏切られた感…

この後半からオチにかけてのテンション駄々下がり感は、未だかつてない衝撃であった。

 

変わったホラー映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

他の人のレビューだと…

フィルマークス 

映画.com 

レビューが溜まり次第更新していきます。

 

 

高評価の意見としては…

 

低評価の意見としては…

 

 

 

ネットフリックス製作のホラー映画の感想はこちら)

感想評価)Netflix映画ゴースト・ラボ: 禁断の実験(感想)…こんなん、すっごい後悔するわ - 菊飛movie

 

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他ホラー映画の感想記事は…こちら

 

 

下記詳しい感想 ↓          

 

前半の展開は、かなり好きだった。

 

結婚式に行く人や家族にあう人など相乗りして車に乗っている。

その最中に路上にあった鹿の死体を避けようとしたために事故に遭い…

 

謎の場所にワープ!

 

ぽつんと1軒お家があって、カルト的な雰囲気がプンプン。

突如鳴り響くサイレンに外は、真っ赤になっている。

そして、一人生贄と称して、拷問が開始!

 

このサイコホラー的な展開は、めっちゃ好み。

両足をへし折ったり、目を抉ったりとグロい要素も満載。

ただ、その描写は、隠している感じなので、グロが苦手でもまだいける。

生々しい音だけが鳴り響くだけだ。

 

拷問という名の殺人が終わり、サイレンがなり終わる。

逃げようにも逃げれない…何故か同じ場所に戻ってしまうあの感じは、ちょっとパニック系ホラーも混ざっており、良かった。

 

このまま変に変えずに行ってくれれば、とても満足の行く作品だった。

 

敵のデザインが意外と好みだったりする。

動物の鹿のような被り物。

そのこに木槌を携えて、ローブを被り、やってくる。

モンスターチックで、スップラッター系ホラーのモンスターみたいで、とてもワクワクしたね。

 

後半…クライマックスの期待を裏切られた感…

色々と気になる部分はあった。

事故に遭った時、家から逃げようとした時…

簡単に言うと、オチに変化球を狙いすぎて、スベってしまった感。

心の底から…

「違う、そうじゃないんだぁ…」

って叫んでしまうクライマックスからのオチ。

 

クライマックスは、急に怖さがゼロになる。

この手のホラー作品でオチに多少盛り下がることはあるが、ここまで下がるのもなかなかない。

 

ホラー映画系が好きな人は、ちょっと楽しいかも。

前半部分も合わせて、悪魔のいけにえやクライモリ、ウィッカーマンにミッドサマー、ミザリーなど色んなホラー系映画のオマージュがぶち込まれている。

「あ、このシーン観たことある!」

って思う人が多いだろうね。

自分もそう思って、ちょっと楽しかった。

そして、自分語り後の処刑展開は、かなり胸熱であった笑。

 

 

この映画を楽しむ方法は、オチを予想することだ。

最初の方で、かなり大きなヒントが隠されている。

とある人物のある発言が重要。

その発言とその後の行動も今思い返してみると怪しい。

このオチを言い立てれたら、大したものだと言いたい。

てか、その辺の辻褄が上手い具合にあっている。

一本の線で繋がったようになる感覚は、ちょっと面白かったね。

 

オチについては、よくわからないし、結果ダメだったってことだろうね。

ネットフリックスのパチモンとか出てきて笑った。

まぁ、配給がネットフリックスだから、そのまま使って良かった気もするけど笑。

 

オチ付近の急にみんな動画を撮り出すのが、とても謎。

今思い返してもあそこだけ何か理解ができない。

他の疑問はすんなりと繋がったのにだ。

他のシーンとの関連性も見出せない。

 

ネタバレ感想にこんなことを言いたかったのかなぁって事を書いてみたので、気になった方は、そちらへ。

 

この後半からオチにかけてのテンション駄々下がり感は、未だかつてない衝撃であった。

色んなB級映画を見てきたが、ここまで落とされる映画も珍しい。

 

 

 

ネタバレ感想…何が皮肉なの??

下記の[表示]内に隠しております。

 

配信サービスへの皮肉

みんなの意見を聞いてすごいつまらないって意見を聞く。

映画の冒頭部分をチラッと見て、オチをチラッと見て、低評価を押す。

「お前らもどうせ全部見ずに低評価とか批判コメント出してんだろ(怒)」

そんな気持ちが伝わってくる。

SNS依存への皮肉

血だらけの女性が海に入って行った時、みんなしてスマホで撮影しだす。

海外の動画でスマホ依存のアニメ動画が話題になっていたのを思い出した。

それと同じでSNSに上げることに必死で、いいねを稼ぐことに必死で、助けを呼ぶという一番人として大切なことを忘れてるんじゃね?って皮肉があった。

イタリアマフィアへの皮肉

2010年頃からイタリアのマフィアが勢力を拡大してきているらしい。

今もマフィアが金儲けに躍起になってるって記事が話題だ。

話題になった記事)

マフィアの「施し」にすがるイタリア市民 都市封鎖の裏で - BBCニュース

 

出資元がマフィアってしつこく言っているのが気になった。

あれって…

「次は、動画配信サービスにでも手を出して、金儲けすんじゃねぇのか笑」

みたいな皮肉に思えた。

 

 

「クラシックホラーストーリー」のTwitter上出の反応

配信開始から数日後にTwitterでチェックしたが、結構ツイートしている人が多かった印象。

やはり表紙のインパクトもあり、結構期待している人が多かったみたいだね。

Twitter上では、なかなか評判が良いようだ。

フィルマークスでもそうだが、やはり粗削りって感じる人もそれなりにいるみたい。