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感想評価)今のアメリカへのメッセージ、一つとして観るべき映画…Netflix映画ザ・ファイブ・ブラッズ(感想、結末)

    

Netflix映画ザ・ファイブ・ブラッズ(感想、結末)…今のアメリカへのメッセージ、一つとして観るべき映画

 

ザ・ファイブ・ブラッズ

ザ・ファイブ・ブラッズ

ネットフリックス公式サイトのザ・ファイブ・ブラッズの作品情報より引用

 (C)2020 Da 5 Bloods Netflix 40 Acres & A Mule Filmworks.All Rights Reserved

この映画は、ベトナム戦争に参加した黒人差別元兵士達の隊長の遺骨回収に向かう話。

だが、もう一つの目的に金塊を回収するというお金も絡んでいる。

ベトナム戦争や人種差別に対する思いが込められている他、サバイバル風のアクション映画としても楽しめるぞ。

 

 

キャスト

デルロイ・リンドー


ノーム・ルイス


クラーク・ピータース


イザイア・ウィットロック・Jr


チャドウィック・ボーズマン

 

ジャン・レノ

あらすじ~

ベトナム戦争からほぼ半世紀。

ともに戦った4人の黒人退役軍人が、隊長の亡骸と埋められた金塊を探し出すために戦場へと舞い戻る。

スパイク・リー監督作品。

 

ネットフリックス公式サイトの作品紹介、解説欄より引用

 

   

原題、Da 5 Bloods

上映時間、154分

監督
スパイク・リー
脚本
スパイク・リー
ダニー・ビルソン(英語版)
ポール・デ・メオ(英語版)
ケヴィン・ウィルモット
製作
スパイク・リー
ジョン・キリク
ベアトリス・レヴィン
ロイド・レヴィン
製作総指揮
マイク・バンドリー
バリー・レヴィン

配給、ネットフリックス

 

 

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ストーリー…9/10

キャスト8//10

 

 個人的評価…10/10

 

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一文感想 ↓

IMDbのザ・ファイブ・ブラッズの作品情報より引用

 (C)2020 Da 5 Bloods Netflix 40 Acres & A Mule Filmworks.All Rights Reserved

ベトナム戦争と差別と金欲と…傑作。

面白いのもあるが、差別に関する歴史やベトナム戦争について勉強として見てほしい映画。

 

勉強の観点からまず話そう。

随所随所にベトナム戦争の20年におよぶ色んな背景が描かれている。

授業で習うのとこの映画を観るのとでどちらが良いと言われたら、絶対にこっちだ。

 

当時の映像を挟みつつ、金塊を巡る映画方式で話される。

ベトナム戦争マルコムX、モハメドアリ、キング牧師など色んなことが学べる映画なんだ。

 

次に「映画」としての観点から話す。

黄金を巡る話してなんだが、なかなか先が読めなく面白い。

一筋縄では行かない感じにその場所は、元戦争の舞台であった事実。

ジャングルでのサバイバルアクションも見られるんだ。

迫力はないが、リアリティがかなりある。

実際の戦闘の呆気なさと人の汚さが上手く表現されている。

 

2時30と長いが、個人的に飽きずに観られる良作。

勉強の観点と映画としての面白さからの観点から今年1、2を争う面白さだ。

 

お金は、魔物や。

この映画の見所の一つ、人の欲望に狂う様は、観ていて面白い。

 

印象的なシーン多数。

その中でも特に印象的なのは、ポールが我々に向かって訴えかけていたところだ。

 

勉強として観るべき映画…今配信されたのは、運命な気がする。

ベトナム戦争の事など色んな勉強…当時の事を知らない一つでも知る事ができる。

一度は観ておきたい映画。

この映画…今のアメリカへのメッセージ性を感じた。

 

 

戦争映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

他の人のレビューだと…

フィルマークス 3.9

映画.com 4.5

レビューが溜まり次第追加していきます。

 

高評価の意見としては…

 

低評価の意見としては…

 

 

 

 

 

下記詳しい感想 ↓          

IMDbのザ・ファイブ・ブラッズの作品情報より引用

 (C)2020 Da 5 Bloods Netflix 40 Acres & A Mule Filmworks.All Rights Reserved

お金は、魔物や。

この映画は、黄金の金塊を巡る話。

お金が人を狂わせるとはこの事だろう。

この映画の見所の一つ、人の欲望に狂う様は、観ていて面白い。

 

欲望に眩んだ人って何しでかすか分からないんだよ。

その予測不能加減がとても良い。

自分も先が読めない感じとジャングルでのサバイバル加減が上手く調和されていた。

 

その裏には、実際にあったベトナム戦争の事が話されている。

ベトナム戦争は、20年も続いた戦争なんだ。

その間、色んな事が起こり…その中でも黒人差別が目に見えて酷い。

この映画は、黒人差別がこんなにも平然とされていたというメッセージが込められているように感じた。

 

金塊の人の欲望にまみれる様と同時に根深い戦争、差別の実態を世界に再度刻もうとしているんだ。

     

 

 

印象的なシーン多数。

冒頭の実際の映像もなかなか衝撃的だった。

映画内でもポール達のPTSDに悩む様や差別、戦争の悲惨さもかなり印象的。

 

その中でも特に印象的なのは、ポールが我々に向かって訴えかけていたところ。

長回しで、ポールがカメラに向かって訴えかけている。

その映像は、映画のストーリー構成の枠を超えて、今のアメリカに向けて言っているように思えた。

 

 

         

 

勉強として観るべき映画…今配信されたのは、運命な気がする。

何度も言うが、20年に渡るベトナム戦争の事について知れる。

授業では、聞き流してしまいそうな事でも実際にストーリー仕立てで、実際の映像を交えれば嫌でも印象に残る。

そして、興味を持って調べるはず。

自分も調べた。

ベトナム戦争が字幕では、アメリカ戦争なんて書かれている。

これは、裏でアメリカとソビエト(現ロシア)の冷戦の延長上なんだよ。

そんな過去がある。

他にもモハメドアリやマルコムXキング牧師など人種差別と闘っていた人達の名前も出てくる。

人として、観ておいてほしい映画だ。

 

今、アメリカでは白人警官が黒人の一般市民を過剰暴行で殺した事件がきっかけで、暴動が起きている。

この映画でも当時の映像から相当な暴動が起きていたようだ。

なんだろう…この映画が配信されたのは運命に感じた。

特にポールの視聴者に向かっての長回しシーンは、明らかに今のアメリカ市民に向けてのメッセージだと自分でも分かる…

 

 

 

 

ネタバレ感想

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ポールの真意

息子を憎んでると口では言っていたものの、結局は母親と共に愛していた。

そう手紙にかいていたね。

 

個人的にポールのラストは、ポール自身ハッピーエンドなんじゃなかろうか。

あの旅で、ノーマン隊長への鎖も解かれ、手紙によって息子に自分の気持ちも伝えれた。

お金は手に入らなかったが、それ以上のものが手に入ったように感じた。

 


 

結末~

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 登場人物と簡単な説明

ポール(PTSDに悩む元兵士)
オーティス(最後まで生き残った元兵士)
エディ(金塊を人々の為に使いたかっでた元兵士)
メルヴィン(太めな元兵士)
ノーマン(ベトナム戦争中戦死してしまった人)

 

オーティスとポールの息子が生き残る。

ポール達は、ノーマン隊長の遺骨と金塊を回収すべくベトナムに来た。

観光ののち、元戦地に赴き、なんとか金塊を手に入れるも、お金絡みのせいか使い道で喧嘩になる。

そんな中、エディが地雷を踏んで死んだ。

地雷の音を聞きつけ、ポールの息子が狙ってた女性たち(地雷撤去の会社を営んでる)に遭遇。

そこで、ポールの息子が地雷を踏むもなんとか当時の知恵で切り抜けた。

だが、ポールは中を取り、女性達を拘束する。

それは、女性達が密告することを恐れたから。

拘束してしばらく歩いていると、ベトナム武装した人が現れた。(女性達の仲間が一人どさくさに紛れ逃げるも、そのベトナムの人に捕まった。)

そこで、交戦になり、女性達の仲間が死亡、ベトナム武装した人も殆ど死亡。

 

ポールは、逃した人が仲間を呼ぶ事を恐れて、息子を捨てて、一人で行ってしまう。

だが、その後、ベトナムの人々に殺された。

 

取り残された人達も廃墟の寺院に立て篭り、黒幕のデローシュを倒す。

 

他のみんなは、思い思いの金塊の使い道をし、ノーマン隊長の遺骨も無事アメリカに返された。

 

 


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