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感想評価)ベネディクト先輩がドクズ!?な良作…Netflix映画パワー・オブ・ザ・ドッグ(感想)

 

    

ベネディクト先輩がドクズ!?な良作…Netflix映画パワー・オブ・ザ・ドッグ(感想)

 

感想評価)ベネディクト先輩がドクズ!?な良作…Netflix映画パワー・オブ・ザ・ドッグ(感想)

感想評価)ベネディクト先輩がドクズ!?な良作…Netflix映画パワー・オブ・ザ・ドッグ(感想)

ネットフリックス公式サイトのパワー・オブ・ザ・ドッグの作品情報より引用

 (C)2021 The Power of the Dog Netflix.All Rights Reserved

 

ベネディクト・カンバーバッチ主演の本作なんだが、なかなかのクズ。

最初の印象がホントそれ。

 

全裸のベネディクト・カンバーバッチなどいろんな姿も見られるぞ。

 

そのクズさが巻き起こす物語。

 

映画自体は、

  • 色んな出演者の顔色、目つき。
  • 話の流れにそぐわない不安になる音楽。
  • 揶揄的なシーン。

と色んなところで映画の面白さが際立っていた。

 

 

 

キャスト

ベネディクト・カンバーバッチ
キルステン・ダンスト
ジェシー・プレモンス
コディ・スミット=マクフィ
フランセス・コンロイ
キース・キャラダイン
トーマシン・マッケンジー
ジュヌヴィエーヴ・レモン

あらすじ~

威圧的だがカリスマ性に満ちた牧場主。弟の新妻とその息子である青年に対して冷酷な敵意をむき出しにしてゆくが、やがて長年隠されてきた秘密が露呈し...。

 

ネットフリックス公式サイトのパワー・オブ・ザ・ドッグの作品紹介、解説欄より引用

 

www.youtube.com

 

原題、The Power of the Dog

上映時間、128分

監督

ジェーン・カンピオン

配給、ネットフリックス

 

 

ストーリー…8/10

キャスト…8/10

 

 個人的評価…9/10

 

 

一文感想 ↓

視覚聴覚、感覚をうまく使って予想の斜め牛の作品…面白い映画

1925年モンタナ州が舞台の西部劇。

ベネディクト・カンバーバッチ主演で送る本作は、

 

  • 色んな出演者の顔色、目つき。
  • 話の流れにそぐわない不安になる音楽。
  • 揶揄的なシーン。

 

に加えて、予想の斜め上オチは、面白かった。

クズいベネディクト・カンバーバッチや水浴びする姿とちょっとしたファンサービスも完備。

 

銃は、出てこないが、とても強かな怖さとスリルを持った映画だ。

 

特徴)

  • 西部劇なのだが、冷酷で強かなある物語。
  • 生々しいシーンや揶揄的なシーン、音楽が、面白い。
  • 色んなシーンで見えるフィルの正体。
 
西部劇なのだが、冷酷で強かなある物語。
観ていて、予想の斜め上をいった斬新な映画であった。

生々しいシーンや揶揄的なシーン、音楽が、面白い。

視覚聴覚そして、映画を観る際に感じる感覚をフルに使って感じせるのは、良作の証だろう。

色んなシーンで見えるフィルの正体。

フィルはもしかしたら、ゲイだったんじゃないだろうか。

映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

他の人のレビューだと…

フィルマークス 

映画.com 

レビューが溜まり次第更新していきます。

 

 

高評価の意見としては…

 

低評価の意見としては…

 

 

 

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下記詳しい感想 ↓          

西部劇なのだが、冷酷で強かなある物語。

カウボーイが現役の時代で、炭疽病が流行っている。

冒頭のバカにされた少年は、怒りをあらわにする。

この2文が終盤の大きな伏線となるシーン。

 

観ていて、予想の斜め上をいった斬新な映画であった。

 

色んな伏線が散りばめられている。

前半部分もそうだが、2時間みっちりと色んなシーンで。

少年(コディ)の目つきと行動、フィルの言動、少年の母の目つきと言動もそうだ。

色んな伏線が上手い具合にオチに繋がっていた。

 

ただ、予想をつけることは難しい。

「あ、これってこういうオチじゃね?」

なんて、なかなか想像出来なかった。

今思い返しいてみると、当たらないようにうまく誤魔化しちたようにも思えた。

 

予想の斜め上を行くストーリーと構成は、2時間あったというまで、面白い。

 

 

生々しいシーンや揶揄的なシーン、音楽が、面白い。

カウボーイなので、牛を殺すシーンなどショッキングなシーンがある。

特に牛の去勢シーンは、男にとって辛い。

ついついある場所を押さえたくなるほどだ…

 

揶揄的なシーンがとにかく面白い。

男色染みた演出を馬たちの立髪で揶揄したりとこの作品独特な世界観を構築していた。

他にも色々あるので、楽しんでもらいたいね。

 

色んな出演者の顔色、目つきも面白い。

言葉ではなく、目や態度で伝える演技も映画を最大限楽しめるようだ。

 

話の流れにそぐわない不安になる音楽も面白い。

音程があっていないような乱れたピアノ音楽は、聴いていて不安になる。

話の流れ的には、そんな不安になるような感じではないのにだ。

 

この違和感は、今思えば、あの伏線だったんだなぁと思わされる。

 

視覚聴覚そして、映画を観る際に感じる感覚をフルに使って感じせるのは、良作の証だろう。

 

 

色んなシーンで見えるフィルの正体。

ここからは個人的な考察に入るんだが,フィルはもしかしたら、ゲイだったんじゃないだろうか。

男色っぽい本だったり、男たちの水浴びを横目で見たりするシーンがあった。

 

少年ことコディと仲良くなっていく際、そういうオーラも出していたように感じたね。

 

ただ、最初は、筋骨隆々の男らしい人が好きだったのだろう。

だから、デザイン雑誌のやつも筋骨隆々なモデルばかり。

 

最初コディをバカにしたのも細っこいコディが嫌だったのだろうね。