面白い!SF×サスペンス作品…Netflix映画The Soul繋がれる魂(感想)
ネットフリックス公式サイトのThe Soul繋がれる魂の作品情報より引用
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台湾作の近未来SFと本格サスペンス映画。
観終わった後に思ったのが…凄い脚本がしっかりしていること。
丁寧な伏線の使い方や思考誘導など脚本が光る映画であった。
最後にラストシーンの考察も解説しているぞ。
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キャスト
チャン・チュンニン
チャン・シャオウェイ
リン・フイミン
サミュエル・クー
チャン・ボージア
ルー・シューフェン
あらすじ~
ひとりの実業家が死を遂げた不可解な事件。捜査に乗り出した検察官とその妻は、やがて恐ろしい秘密にたどり着き、自らの生と死の狭間で葛藤することに。
ネットフリックス公式サイトのThe Soul繋がれる魂の作品紹介、解説欄より引用
原題、The Soul(Ji hun)
上映時間、130分
監督
ウェイハオチェン
配給、ネットフリックス
ストーリー…9/10
キャスト…6/10
個人的評価…8/10
一文感想 ↓
ストーリーの練り具合が半端ない…面白い映画
来ました、ネトフリオリジナルの台湾映画は、面白いのが多いと感じていたが、この作品もかなり面白い。
SFとサスペンス、そしてラブロマンス的な要素が入っている変わった作品。
だが、それ以上にストーリーの練り具合がとてもすごい。
サスペンス作品の本作は、先が全く読めない。
その上、上手い具合に思考誘導をして、視聴者を映画に引き込ませてくれる。
その中で、泣いちゃいそうなラブロマンスがある。
生と死を題材としたラブロマンスは、ついウルっときてしまう。
だが、これはサスペンス。
サスペンスとしても十分面白い。
なかなかいないのでないだろうか、この展開。
終わり方。
ネトフリオリジナルで面白いサスペンス映画ないかなって探している方にぜひオススメできる作品だ。
SF×サスペンスがストーリーとマッチ。
SFとサスペンスが破綻なく、ストーリーにマッチしているのは、脚本の良さを感じた。
とても練られたストーリーは、ガチで面白い。
面白いサスペンスの中にヒューマンドラマ的な愛があり、この辺はとても新感覚。
プラスSF的な世界観も兼ね備えていて、全部上手く噛み合ってる。
SF×サスペンス映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス
映画.com
レビューが溜まり次第更新していきます。
高評価の意見としては…
低評価の意見としては…
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下記詳しい感想 ↓
どんな映画?)近未来の世界で巻き起こる殺人事件。
パソコンや車など近未来となった世界。
ただ、アンドロイド等はいない世界。
そんな世界で、遺伝子操作等の会社の社長が殺される殺人事件が起こった。
がんで余命が少ない主人公は、残りの人生をかけてその事件に挑む。
だが、その事件は、呪術を用いたであろう痕跡のある殺人事件であった。
近未来なのに呪術と凄い逆行している設定にサスペンス作品。
そのサスペンスの中に生と死を題材としたラブロマンスも加わっている。
SF×サスペンスがストーリーとマッチ
近未来で、街や周辺機器などが近未来感がすごい。
意外性は特になく、攻殻機動隊等で使われているような設定もある。
ただ、これをサスペンスと掛け合わせた。
しかもそのサスペンスがとても面白い。
サスペンスの面白さについては、次の項で話そう。
SFとサスペンスの掛け合わせがいい感じにストーリーとマッチしている。
先が読めないサスペンスのキー部分に上手い具合にSF要素が絡んでいる。
SFとサスペンスが破綻なく、ストーリーにマッチしているのは、脚本の良さを感じた。
とても練られたストーリーは、ガチで面白い
良作だって思ったのは、この部分。
- サスペンス的なストーリーが面白い。
- サスペンスの中に新感覚なラブロマンスが潜んでる。
この2つが上手い具合にストーリーの根底にあり、面白いと感じたんだ。
サスペンス的なストーリーがとても面白い。
純粋に結末が全く読めないのもあったが、他に凄いと思わされた部分があるんだ。
それは、ストーリーによる思考誘導がかなり上手い。
サスペンス映画とか観てる時、
「こういう系の映画かな」とか「こいつが怪しいな」って思いながら見ると思う。
それと「これが伏線だな」とか。
これらの思考をうまく使って、思考を誘導させて、ガラッと変えさせる。
そうすると、「え!?そうなるの!?これからどうなるんだ??」と引き込まれる。
そういう展開が随所にあって、夢中で観れた。
この辺は、サスペンス的なストーリーの上手さ、面白さを感じたね。
サスペンスの中にラブロマンスが潜んでる。
主人公がガンに侵されているところから始まる。
その妻とのやりとりの他、事件自体もラブロマンスが潜んでいるんだ。
ストーリーに深く関わる事だから、詳しく言えないから、ここまでとするが、観てもらえれば、言っている意味がわかるだろう。
面白いサスペンスの中にヒューマンドラマ的な愛があり、この辺はとても新感覚。
プラスSF的な世界観も兼ね備えていて、全部上手く噛み合ってる。
久々の大当たり作品だ。
ラストの考察
個人的に分かりづらいかなって思ったので、ここではラストシーンの考察をする。
下記の[表示]内に隠しております。
ラストシーンの話の流れ
ラストシーン、会社を相続した女性が刑務所に入り、何故か主人公の妻と面会している。
その手には生まれた赤ちゃんが。
そして、刑務所に入っている女性がとある仕草をして、主人公の妻が泣き出して、話は終わる。
考察)
この刑務所に入っている、会社を相続した女性は、主人公の意識が入っているんだ。
その理由は、ガラス越しだが、主人公が妻にやっていたとある仕草。
額を指でグリグリする仕草をしていたのを覚えているだろうか。
その仕草をガラス越しでやっていることから、あの女性は、主人公の意識が入っていたことが分かる。
元々話し合って、あの女性を説得させる話だったが、それがこじれてしまい、頼み込んだ博士が殴って気ぜつさせて終わってしまった。
主人公自体は、元の女性の意識を復活させたがっていたが、それも叶わぬとなって、主人公の意識をあの女性の中に入れて、自白させた。