夜勤中に巻き起こるB級心理ホラー…ラストシフト最期の夜勤(感想)
ラストシフト最期の夜勤の作品情報より引用
(C)2014 Last Shift Magnet Releasing.All Rights Reserved
夜勤×廃警察署のホラー映画。
色々といわくつきの警察署に1日夜勤として転属させられた新米警官の主人公がとても不憫すぎて…
意外と血がドバドバ出たり、すっごい汚いトイレが出てきたりするので、ご飯食べながらは観ないでください。
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キャスト
ジュリアナ・ハーカヴィ
ジョシュア・マイケル
J・ラローズ
ジュリアナ・ハーカヴィは、ウォーキングデットシリーズやDCの海外ドラマ、フラッシュやレジェンドオブトゥモローなど海外ドラマのイメージが強い女優です。
あらすじ~
閉鎖が決まった警察署で、最後の宿直を任された新人警官ジェシカ。
1人で暇を持て余していると、不可解な現象が次々と起こりはじめる。
実はこの警察署内では、1年前にカルト教団のメンバーが自殺する事件があった。
ジェシカは動揺しながらも、同じく警官だった亡き父の教えを思い出して任務を続けるが……。
映画.comのラストシフト最期の夜勤のより引用
解説
誰もいない深夜の警察署で怪現象に襲われた新人女性警官の運命を描いたホラー。
主演はテレビドラマ「ウォーキング・デッド」シーズン4に出演したジュリアナ・ハーカビ。
「操り人間」のアンソニー・ディブラシ監督がメガホンをとった。
映画.comのラストシフト最期の夜勤のより引用
ストーリー…5/10
キャスト…5/10
怖さランク…2/6
個人的評価…6/10
ラストシフト最期の夜勤の作品情報より引用
(C)2014 Last Shift Magnet Releasing.All Rights Reserved
一文感想 ↓
怖さ控えめの夜勤ホラー…まぁまぁな映画。
ホラーとしては、個人的にあまり怖くない部類にはいるこの作品。
ただ、幽霊たちのクオリティは、とても高いんだ。
3DCGを一切使わずに表現しているせいで、
「あ、これCGじゃん、萎えるわ~」
ってこともないのが高評価。
画面端に一瞬写る脅かし方をするので、気を抜いたら、見逃すかビックリしちゃうぞ。
ストーリー的には、ちょっと雑。
伏線的な要素をそのまま置き去りにしちゃってることがおおいせいで、
「あれどうなったんだろうなぁ…」
なんてことが多い。
ストーリーにあまりこだわらず、ホラー感を楽しみたい人向けだ。
最後に一言。
この主人公可哀そすぎるわ!!
心理的ホラーは、怖さ控えめな丁度いい感じ。
音で攻めるよりも映像のインパクトで攻めており、霊のクオリティ高めのホラー。
ストーリーについては、伏線を回収しきれてないところが多い。
なんとなくこんな感じと伝える部分だけが多くて、他の作品では、伏線になり得るところを放置していたのが気になる。
夜勤系の建物内のホラー映画、ビックリ系ホラー映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
フィルマークス 2.7
映画.com 3.2
大体映画.comの方が辛口のことが多いんだが、今作は真逆。
フィルマークスにレビューしている人は、映画.com程怖がっていなかったようだ。
どちらもストーリー的には雑だなぁ…と感じている。
血や凄い汚いトイレ等が映るので、気持ち悪くなるかもよと警告をしている人も多数いたぞ。
高評価の意見としては…
幽霊のディティールは良い
低評価の意見としては…
ストーリーは雑
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下記詳しい感想 ↓
どんな映画?)閉鎖が決まった警察署で巻き起こる超常現象。
閉鎖が決まった警察署の宿直を命じられた新米警官。
先輩からは、「絶対に独房の方には近づくな」と言われていた。
そこからちょっとずつおかしな事が起こり始めていく。
閉鎖予定の警察署の夜勤仕事が舞台。
視覚系でおどかすホラーのこの映画。
徐々にこの警察署の閉鎖理由が分かってきて、より不気味さが増していくぞ。
心理的ホラーは、怖さ控えめな丁度いい感じ。
徐々に霊的な違和感が大きくなり、ビックリ系ホラーへと繋がる感じ。
ちょっとした違和感とか画面の端に一瞬映り込む手法を取り入れているので、気を抜いたら見逃しちゃう。
音で攻めるよりも映像のインパクトで攻めていた。
驚かせるところで、凄い大きな音をたてる作風が、音で攻める感じ。
この作品は、そういう音の強弱は、控え目の代わりに、絵面のインパクトで攻めていた。
ライトが消えて、懐中電灯の灯りだけにしたりと暗がりを利用していたのは、とても良き。
幽霊達のクオリティは、B級ながらもかなり良かった。
不気味なクリーチャーは、かなりの出来。
3Dを使わずにメイクで攻めた感じは、とてもリアリティがある。
3Dだとどうしても、3D感がでちゃうからね。
カルト的な不気味さも醸し出していた。
霊的なやつの中に袋みたいなのをかぶってるやつがいる。
かなり不気味で良かった。
霊達のクオリティや脅かし方などどれをとってもB級ホラー的には、とても良い出来だったね。
ストーリーについては、伏線を回収しきれてないところが多い。
ホラー演出は、意外と好きだった一方…
ストーリーは、ちょっと雑な部分が多かった。
なんとなくこんな感じと伝える部分だけが多くて、他の作品では、伏線になり得るところを放置。
父親の下りや母親の謎の警官になるのを毛嫌いしたところなど思わせぶりなとこがかなり多い。
特に父親関連がかなり適当。
カルト集団に職務中に死んだ事以外は、フワッとしたことしか触れてない。
あの辺もっとふれたら、面白いのに…
最近似ている映画を見た気がする。
モルグ死霊病棟って作品が似ていた。
夜勤仕事、仕事現場で襲われる、心理系ホラー。
ただ、この映画、主人公がめっちゃ悪い笑。
自業自得ってやつ。
ホラー演出については、ラストシフト以上に良かったので、この作品が気になった人は、見てみると良いぞ。
モルグ死霊病棟の感想記事)
ネタバレ感想
下記の[表示]内に隠しております。
主人公が可哀想…父ちゃん全く助けてくれない件
悪霊達に幻覚を見せられて、廃品回収業者を銃殺してしまった。
その結果、駆けつけた警官に射殺といった形。
主人公の父ちゃんがちょくちょく助け舟を出しているように思えたけど、結局、主人公は死んでしまう。
父ちゃんもっと助けてやりぃや!!
なんとも悲しいラストであった。