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感想評価)内容はかなり重たいドラマ映画…Netflix映画最高に素晴らしいこと(感想、結末)

 

    

内容はかなり重たいドラマ映画…Netflix映画最高に素晴らしいこと(感想、結末)

 (更新日: 2020/08/10)

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ネットフリックス公式サイトの最高に素晴らしいことの作品情報より引用

©ガード2020 Netflix All the Bright Places Inc. All rights reserved

 

 

 

 

 

キャスト

 
エル・ファニング

 

ジャスティス・スミス

 

アレクサンドラ・シップ

 

キーガン=マイケル・キー

 

ルーク・ウィルソン

 

ケリー・オハラ

 

あらすじ~

バイオレット・マーキーは、姉の死を乗り越える事が出来ずに1か月が過ぎようとしていたある日、姉の誕生日を迎えて来てしまったとある橋で、いまにも飛び降り自殺しようとしていた。

だが、そこにランニングをしていたセオドアが通りがかり話かけて、止めた。

そこから、セオドアがバイオレットを気に掛けるようになった… 

 

ストーリー…5/10

キャスト…6/10

 

 個人的評価…6/10

     

   

一文感想 ↓

ラブストーリー性は少な目で、メッセージ性が強い作品…まぁまぁな映画。

 てっきりキュンキュンするラブコメかなって思って観てたら、クッソ重たい映画でした。

ラブストーリーとしては、微妙だと感じるが、映画としては楽しめた部類。

姉の死と心の病を抱える高校生たちのラブストーリー?いや、ドラマ映画。

 

ラブストーリーの中に重たいドラマ映画設定をまんべんなくぶち込んでいく。
ラブストーリーと重たい設定の比率で言うと3対7で重たい設定が7割くらい…重たい理由は、バイオレットとセオドアの家庭内事情に加え、ラストの終わり方だ。
感動するって人もいそうだが、個人的に自分は重たく感じてしまったな。

 

ネットフリックス映画を沢山観てる人には先が読める可能性大…
はい、後半40分くらいでラストの展開から終わり方まで予想がついてしまい、しっかり当たってしまった。
この部分が面白さがまぁまぁかなあと思ってしまった原因の一つ。
他にも要因はあるんですが、その辺は詳しい感想で…

 

エル・ファニングは、どんな格好でも美人さんだと感じた…眼福ってやつ。

図書館女子的な感じで、服装も地味なのににじみ出る美人臭は、さすがだと思った。

演技も上手いし、別嬪さんの色んな表情を見られるのは、観ていてとても癒しだった。

重たい中の唯一の癒しって感じ。

 

 

重たいドラマ映画を観たい、エルファニングのファンという方は特にオススメだ!

 

 

 

他の人のレビューだと…

フィルマークス 3.7

映画.com なし

 映画.com自体に項目自体はあったんですが、まだレビューが掛かれていませんでした。

フィルマークスの方にはいくつかかかれており、結構両極端な評価でした。

 

高評価の意見としては…

笑顔を取り戻すエルファニング可愛い、 演技がうまい

 

低評価の意見としては…

 普通だった、感情の変化についていけなかった

 

 

 

 

下記詳しい感想 ↓               

ラブストーリーの中に重たいドラマ映画設定をまんべんなくぶち込んでいく。

 ラブストーリーと重たい設定の比率で言うと3対7で重たい設定が7割がただ。

 

重たい理由)

  • 姉の死の真相が重たい
  • フィンチの家庭内事情が重たい
  • ラストが重たい

 

観てこの辺が重たいなって感じたのが、大きく分けてこの3つだ。

姉の死を乗り越えられないバイオレット・マーキーと変人と言われているセオドア・フィンチの2人の物語。

バイオレットの姉の写真がチラッと出てくるんですが、実際のエルファニングの姉さんのダコタさんではなかったのが、残念笑

ダコタファニングだったら、ちょっと面白かったのになぁと思いましたね。

どちらかと言うとドラマ映画じゃね?と思う程の後半のストーリー展開なんです。

前半は、セオドアが頑張ってバイオレットを励ますが、後半は逆になっている。

バイオレット側の事情とセオドア側の事情と話が進むにつれて分かっていくんだが、まぁ重たいんです。

落ち込んでいるときに観ると、凹みそうなくらいに…

人によっては、感動したという人もいるかもしれないが、自分はあの終わり方だから、感動ってよりおもてぇなぁ…って感じてしまう。 

 

ただ、最初の方は、重たい感じでもないんです。

出だしは、ラブストーリーとしてはありきたりな展開で観てて微笑ましい感じになる。

途中のイチャイチャしだすシーンは、ラブストーリーお決まりってやつで、ラブストーリー目当てで観てる人は結構満足するんじゃなかろうか。

       

     

 

ネットフリックス映画を沢山観てる人には先が読める可能性大…

自分は、途中で展開が完全に分かったし、しっかりと当たってしまった…

もうちょっと展開が読めない感じにしてもらえればなぁと感じたんです。 

このネットフリックス映画のタグをみて貰えれば分かるが、そこそこネットフリックス映画を観ている方だ。

 そんな自分が、後半の残り40分くらいから全てを察してしまい、予想的中してしまった。

この部分が評価が微妙なところの大きな要因の一つ。

他にも

  • ちょっと重たすぎ。
  • セオドアが変人って言われている原因。

もある。

重たいって部分は、前の項で話したので、ここでは省きます。

セオドアが変人って理由がなんか納得いかない。

普通、面と向かって変人とか言われたら、キレるだろう?

しかも好きな女にちょっかいかけてくる男に変人とか挑発的な言葉を投げかけられたら、誰だって殴り掛かりたくなる。

それでセオドアが殴ってしまい、周りが変人だ!って…

この部分は、観てて胸糞悪かったですね。

 

         

 

エル・ファニングは、どんな格好でも美人さんだと感じた…眼福ってやつ。

エル・ファニングは、地味~な恰好でも美人が際立って見えるのがこの作品の良さの一つだ。

 今作は、バイオレッド・マーキーことエル・ファニングが出演しています。

エル・ファニングは、お嬢様ではなく、図書館女子的な雰囲気だ。

丸めがねに髪型も控えめで、服装も結構地味。

最初の方はムスっとしっぱなしなんですが…ま、美人よね笑

ムスッとしてても美人だと感じながらみていて、時たま見せ始める笑顔がまぁ…眼福でした。

弾けんばかりの笑顔は、この重たい映画の中の唯一の口直しなんじゃなかろうか…

後半は、結構笑ったりする姿が観られるので、注目だ。

 

個人的に好きなシーンは、いくつかある。

エルファニングの横顔シーン

単純に絵になるんです。

観てて、ついつい「お~」となってしまうシーンでした。

次に水着シーン

流石、引き締まってましたね。

観ててシミジミ思ったシーンです。

他にも色んなエル・ファニングが見られます。

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

下記の[表示]内に隠しております。

 

 セオドアとバイオレットの過去は、ホント重たいよね。

バイオレットは、姉がほんと好きで、唯一の親友と言い張る程の人物なんですが、自分の交通事故で亡くしてしまう。

セオドアは、家庭内環境が良くなく、父が蒸発。

父は、突発的にキレる人らしく、そのせいで、セオドアはお腹に大きな傷がある。

その父の血を受け継いでしまったのか、セオドアは突発的にキレる子へとなってしまった。

映画内でも途中自分が自分じゃなくなる…意識が飛ぶって言っていて、精神的に追いやられていたようです。

 

まぁ、この設定は、ラブストーリーらしからなぬ重たい設定すぎやしないかと思ってしまったよ。

ラストもセオドアが湖で自殺するラストとか…

アリースター誕生みたいじゃん。

ラストもおんなじ終わり方で、ちょっと重たいところがあるところとかそっくりだったね。

 

 ある種皮肉が効いてるというやつか。

バイオレットは、自殺しようとしたのをセオドアに救われた。

だが、ラストは、立ち直ることが出来ず、セオドアが自殺してしまった。

なんという皮肉。

死ぬのは良くないと分かっていても抗えない。

人間って弱い生き物なんだと教えているように思えてならなかった。 

 

セオドアがここで亡くなった人がいるという湖で泳ごうと言ったが、あれは大きな伏線だったんだなと思う。

結局そこでセオドアが自殺したのだから。

 


 

結末~

下記の[表示]内に隠しております。

 

 

 登場人物と簡単な説明

 バイオレット・マーキー(今作の主人公で、姉を交通事故で死なせてしまった事から立ち直ることができないでいた)

セオドア・フィンチ(精神的に弱く、バイオレットを助けるが、最後は自殺する)

 

バイオレットは立ち直ったが、セオドアは立ち直れず自殺してしまう。

 バイオレットは、姉の死を乗り越えられずにいて、橋で飛び降り自殺しようとしたが、セオドアに止められた。

セオドアが色んなアプローチをしていくにつれ、バイオレットはセオドアに惹かれるようになり、姉の死を乗り越えた。

だが、セオドア自体意識が飛んでしまったりしてしまい、そのせいで喧嘩をしてしまう。

そして、セオドアは、バイオレットと一緒に泳いだ湖で自殺してしまった。