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感想評価)マイケルベイ監督デビュー作の個性派相棒刑事1作目…バッドボーイズ(感想、結末、裏話)

 

    

マイケルベイ監督デビュー作の個性派相棒刑事1作目…バッドボーイズ(感想、結末、裏話)

 

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映画.comバッドボーイズの作品情報より引用

 (C)1995 Columbia Pictures Industries, Inc.All Rights Reserved

 

 

キャスト

 

マーカス・バーネット

マーティン・ローレンス


マイク・ローリー

…ウィル・スミス


ジュリー・モット

ティア・レオーニ

 

フーシェ

チェッキー・カリョ

 

ハワード警部

ジョー・パントリアーノ

  

あらすじ~

 マイアミ署で押収されていた1億ドル相当のヘロインが何者かによって盗まれる。

麻薬特捜班のハワード警部はあまりにも内部の状況に精通したとしか言えない手際から内部の人間が怪しいと疑い、外部に事態が漏れる72時間以内に盗まれたヘロインを再び押収するよう部下のマーカスとマイクに捜査を命じたのであった…

 

解説

麻薬盗難事件を追う2人の黒人刑事の活躍を描いたポリス・アクション。主演コンビのノリのよさ、ど派手なアクション演出、テンポのよい展開が小気味よい。

監督はCM界の鬼才で、これが初の映画となるマイケル・ベイ。ジョージ・ギャロの原案を「オスカー(1991)」のジム・マルホランドとマイケル・バリーのコンビと「ダイ・ハード2」のダグ・リチャードソンが脚色。製作は「48時間」「クリムゾン・タイド」のコンビ、ドン・シンプソンとジェリー・ブラックハイマー、撮影は「危険な情事」「幸福の条件」のハワード・アサートン。

音楽は「スピード」マーク・マンチーナがスコアを書き、ダイアナ・キング、キース・マーティン、2Pacなどのヒット曲が全編に散りばめられている。

また、「スピード」のスタント・コーディネーター、ケン・ベイツと同じく爆破コーディネーターのマイク・マイナーダスが参加。

主演は「ドゥ・ザ・ライト・シング」「ブーメラン」などにも出演した全米で人気のコメディアン、マーティン・ローレンスとラッパーで「私に近い6人の他人」のウィル・スミス。

共演は「プリティ・リーグ」「ワイアット・アープ」のテア・レオーニ、「カンヌ映画祭殺人事件」のチェッキー・カリョ、「赤ちゃんのおでかけ」のジョー・パントリアーノ、「シュガー・ヒル」のテレサ・ランドルほか。

 

映画.comのバッドボーイズ作品紹介、解説欄より引用

 

ストーリー…8/10

キャスト…8/10

アクション迫力度…4/6 

 

 個人的評価…8/10

           

 

一文感想 ↓

個性的な主演2人の掛け合いと撮影、ド派手アクションに大爆発は最高の娯楽だぜ…面白い映画。

 マイケルベイ監督のデビュー作で並々ならぬ思いを感じる作品。

撮影の仕方や主演のウィル・スミスとマーティンローレンスのキャラクター性など個人的に自分のツボに入る映画でした。

 

ウィル・スミスとマーティンローレンスの個性派刑事

 この2人の主人公は、謎の魅力に満ち溢れています。

観ていて飽きないというか笑える…というより、観ていて夢中になる不思議な雰囲気を持っている2人組み。

そんな主人公たちに見入ってしまいそうになりますね。

 

ド派手アクションに爆発に圧巻し、時折出てくるカッコいい車よ笑

 ドンパチして、大爆発してと大迫力なこの作品は、これが目当てで観ている人も多いはず。

これは、一種の見所の一つで観ていてワクワクしてきます…そこに車のCMみたいなカッコいい見せ方をするもんだから…車が欲しくなっちゃいます笑

 

撮影の仕方にコメディ調とシリアス調を織り交ぜた脚本は上手いと感じた。

 ヒットした要因はここがでかかったんじゃないかと感じた。

独特な撮影手法で、今までに観たことないような…カッコいい!と感じさせられ、コメディとシリアスを合わせて、その上ド派手アクションに爆発で観てるこっちは2時間夢中で観ていられる…90年代の良作ですね。

 

 

マイケルベイ監督の映画を観たいという方、ド派手なアクション、大爆発する映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

他の人のレビューだと…

フィルマークス 3.5

映画.com 3.4

あんまり評価は良くないものの、軒並み楽しめた娯楽映画だという印象を感じているようです。

大体書いてあるのが、主演の2人が若かったり、爆発が凄かったりとマイケルベイ監督らしさを堪能しているようです。

 

高評価の意見としては…

 テンポが良い、主演の2人若い、コメディとシリアスのバランスが良いなどの意見が多かったです。

低評価の意見としては…

 古臭さが否めないくらいで殆ど低評価の意見がなかったです。

 

 

 

 

下記詳しい感想 ↓     

ウィル・スミスとマーティンローレンスの個性派刑事

マイクローリーことウィル・スミスのお金持ちでやんちゃで暴力的な長身刑事にマーカスバーネットことマーティンローレンスの奥さんとご無沙汰中のお笑い担当の小っちゃい刑事。

まさにデコボココンビで、この2人の言い合いは観ていてとっても面白い。

マーカスは、とってもおしゃべりだからずっと喋っているし、ちょっとカリカリしていて、どこか神経質なんです。

そんな神経質なマーカスをおちょくってみたりしているマイクとのやり取りは、笑えるという感じより引き込まれる感じ。

学校のクラスに面白い人達と絡んでいるような感じなんだろうか…

そんな感じでしゃべったり、見ていると楽しくて夢中になってしまいそうな不思議な雰囲気を持っているんですよね。

そんな2人のやり取りは、観ていて飽きません。

まぁ、口も悪いし、90年代の映画だけあって個性的な言い回しをする。

それは嫌いじゃないんですがね笑

若かれし2人のフレッシュなアクションを観られます。

 

 

それとマーカスがちょっと ターミネーター2に憧れている節があった笑

しきりにアイルビーバック!って言っているのはちょっと笑ってしまった。

 

 

 

    

 

ド派手アクションに爆発に圧巻し、時折出てくるカッコいい車よ笑

 この映画は、カーアクションにマーカスとマイクがドンパチやりまくる。

そして、ド派手な爆発。

バンバン爆発するシーンは、観ていて面白いですね。

90年代80年代は、とりあえず爆発シーンがすっごい迫力。

こういう相棒の刑事映画は、とりあえず爆発すればいいだろってくらい爆発シーンがあるんです。

ドンパチしているシーンもなかなかな迫力。

ラストなんて爆発&ドンパチっていうお決まりパターン。

だが、そこが好きなんですよね。

そのシーンの中に突如現れるカッコいい車。

見せ方がなんだか車のCMみたいで車が異常にかっこよく見えてくるんですよね。

流石、スティーブンスピルバーグに車を撮らせたら右に出るものはいないと言わせる程。

ある種、こういう映画はド派手な爆発とド派手にドンパチするのを期待している人が多くいると思っています。(自分もその一人です笑)

それをふんだんに入れてくるマイケルベイ監督…わかってますね笑

私はお腹いっぱいですわ笑

 

 

 

 

 

撮影の仕方にコメディ調とシリアス調を織り交ぜた脚本は上手いと感じた。

 ヒットした要因は、ここが大きいんじゃないかと思ってる。

確かに上の2つも大きく関わっていることは間違いないけど、この部分がとっても重要な要因じゃないかな。

 

まず、撮影の仕方っていうのが、車の見せ方だったり、オリジナリティある主人公の撮り方。

主人公を軸にして回転するように撮る手法は新しくて、すっごくかっこよく見える。

終盤のカーチェイスシーンも迫力と緊迫感が伝わってくる。

詳しくは書けないが、車をかっこよく見せる手法が合さっていい感じの緊迫したシーンが描けている風に感じた。

 

撮影のほかに脚本だ。

2人の掛け合いは何処かコメディ調になっている。

そんなコメディ調で面白さを出しつつも突如でてくるシリアスな内容。

そんな緩急で視聴者は、飽きさせない。

そこに加え、ド派手な爆発にカーチェイス、ドンパチとガンアクションを混ぜれば、飽きることなく最後まで観ていられる。

それに、途中まさかこいつが関わっていたのか!?と感じさせるちょっとした犯人捜し要素も忘れてはならない。

中身からっぽなアクション映画とは違った様々な良さが詰まった90年代の良作だ。

 

 

 

 

 余談、裏話…

空港の格納庫の大爆発の映像は、そのシーンの撮影を行う直前の段階で中止になりかけるという事態が起きた。

撮影直前はスコールの雲が近づきつつあった晴天で、当時ジェリーとドンは別の映画の撮影に出払っていたために撮影をするしないの判断がマイケルと撮影スタッフのディレクターに委ねられていた。

また、撮影スケジュールが押していたために爆発のシーンを撮ることが出来る日が撮影日の1日だけだった。

ディレクターは即座に撮影中止を支持したが、マイケルはこれに対し「映画を成功させるために絶対必要なシーンなんだ」と猛烈に抗議し「もしこのシーンの撮影を終了するのなら僕は監督をしない」と荷物を纏めて帰ろうとする行動をとった。

さすがにディレクターらもマイケルの行動に完敗し、撮影が実現したという。         

あの大爆発の裏にはこういった物語があるんですね。 

 

 

 

  

 

 

 

 

ネタバレ感想

下記の[表示]内に隠しております。

 

 

こんな刑事いたら、絶対ヤバいと思うんだ。

 自由気ままにやって怒られはするが、謹慎とかにはならない。

街を爆破したり、損害与えまくったりしているのにそんなにお咎めなしってのはヤバいと思うんだ…

いや、めっちゃ人殺してるけど??罪人だけど、あんまり殺し過ぎちゃいけないでしょう笑

そんなことを観ながら、皆殺しにするのを期待しながら観ていた自分がいます。

 


 

結末~

下記の[表示]内に隠しております。

 

 

 登場人物と簡単な説明

 

 フーシェ(麻薬シンジゲートの密売人で今作のヴィラン

マーカス・バーネット(BADBOYSとしてマイクとタッグを組んでる、家庭持ち)

マイク・ローリー(マーカスの相棒で家がお金持ち)

 

警察内部に多数裏切者あり、フーシェを突き止め、最後はマイクに撃ち殺される。

 マイクが秘密裏に協力を頼んだ人がフーシェに殺されてしまったり、唯一の証人をつけ狙われ、マイクの家が滅茶苦茶になるわ、マーカスの奥さんが危ない目に会うわでBADBOYSが怒り狂う。

 

飛行場で行われたフーシェの麻薬取引現場に向かったBADBOYSと証人のジェリーは、車で乗りこむ。

そこで取引真っ最中だったフーシェたちは、取引相手の裏切りだと思い込み、仲間割れ。

BADBOYSの2人もフーシェたちの部下を殺しつつ、フーシェのもとに向かう。

向かっている最中、BADBOYSの2人は手負いになってしまうが、最後は、塀の隙間に入るか塀にぶつかるかのカーチェイスをし、BADBOYSが勝利。

フーシェは、大怪我を負い、マイクが今までの恨みをこめ殺そうとするが、相棒のマーカスに止められる。

だが、フーシェが隠し持っていた銃がマーカスに向けられた時、銃の反射でマイクが気付き、フーシェを撃ち殺したのだった…