ヴァンダムのキレのあるアクションが光る!…ダブルチーム(感想、結末、裏話)
映画.comダブルチームの作品情報より引用
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キャスト
ジャック・クイン
…ジャン=クロード・ヴァン・ダム
ヤズ
…デニス・ロッドマン
スタヴロス
…ミッキー・ローク
ゴールドスミス
…ポール・フリーマン
キャサリン・クイン
…ナターシャ・リンディンガー
あらすじ~
元CIAのエージェントであるジャック・クインは、現在は引退して妊娠した妻キャサリンと南フランスで平和に暮らしていた。
そんなある日、テロリストのスタヴロスが再び活動を開始する。
ジャックは過去の同僚から再びCIAに復帰するよう説得され、心配する妻を後目にそれを了承するのだった。
ジャックはアントワープの武器商人ヤズから武器を入手し、スタヴロスが現れるという遊園地で待ち伏せを行う。
そして部隊がスタヴロスを狙撃しようとするのだが、とある人達といたのだった…
ストーリー…5/10
キャスト…7/10
アクション迫力度…4/6
個人的評価…6/10
第18回ゴールデンラズベリー賞
受賞:最低助演男優賞 - デニス・ロッドマン
受賞:最低スクリーンカップル賞 - デニス・ロッドマン&ジャン=クロード・ヴァン・ダム
受賞:最低新人賞 - デニス・ロッドマン
一文感想 ↓
ジャンクロードヴァンダムのアクションを全力で楽しめる映画
元凄腕CIAエージョントことジャッククインがとある任務でスタヴロスと対峙し、殺し損ねてしまうという話。
なんといってもこの映画の一番の見所は、ジャンクロードヴァンダムVSミッキーロークの戦いだ。
今では、映画「レスラー」の影響からかガタイがかなり良くなっていて…どちらかというとレスラー風の体系のままではあるが、このダブルチームの時は、いい感じに引き締まっている。
そんな若かれしジャンクロードヴァンダムとミッキーロークの戦いが観れるのはこの映画だけだ!
他にもジャンクロードヴァンダムのアクションも所々入っており、そこも大きい見所となっている。
アメリカンジョークがとにかく懐かしい。
独特なジョークで返答したりする姿は、さすが1990年代の映画だと思わされる。
年代を感じてしまう。
個人的には、スタヴロスに同情してしまう部分もある。
あんなことあっちゃあ、スタヴロスはジャックのこと恨んじゃうよねと思ってしまう。
何があったかっていうのは、ネタバレ?になってしまいそうなので、ふせとくが、確実に恨まれる内容だ。
ジャンクロードヴァンダムのアクション映画を観たいという方は特にオススメだ!
他の人のレビューだと…
全体的に低評価なイメージだ。
例えば…B級映画みたいだ、脚本がダメ若しくはひどすぎる、コカ・コーラの宣伝が気になるというのが主な意見だ。
逆に高評価の部分の意見は、ヴァンダムのキレのあるアクションだったり、ヴァンダムVSミッキーローク、ヴァンダムの若い頃の姿を懐かしむといったところだ。
主にヴァンダムのアクションが高評価のポイントだ。
個人的には、すごい面白い…というわけではなく、ヴァンダムのアクションを楽しむ若しくは、ヴァンダムとミッキーロークの絡み&戦いを楽しむ映画だと思っているので、脚本が~と気にならない。
逆に特に求めていないという部分もある。
純粋にヴァンダミングアクションを楽しめたらいいと思っているからだ。
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下記詳しい感想 ↓
ジャンクロードヴァンダムVSミッキーロークの戦いが一番の見所
ジャンクロードヴァンダムは、基本足技がメインで戦う感じのアクション俳優だ。
そんなヴァンダムことジャックは、とある出来事からミッキーロークが演じるスタヴロスと因縁の相手となってしまう。
そんなヴァンダムとスタヴロスの戦いは、ラストの他冒頭にちょろっとくらいだが、見ごたえはばっちしだ。
ヴァンダムの足技に今では、映画「レスラー」の影響かレスラー体系のままであるが、この映画では、細マッチョとなっている。
一瞬だれだかわからなくなったほどだ笑
特殊なステージで戦い、ある種結末は、自業自得的な感じではあった。
他にもヴァンダムのアクションが見所で、所々に雑魚敵との戦いが描かれている。
蹴りで敵を吹き飛ばす感じは、観ててヴァンダミングアクション見てるなって感じだ笑
アクション映画といえば、訓練シーンが名物で、この映画でもその場面がしっかりとある。
バスタブでデットリフトもどきしてみたり、懸垂系のトレーニングに息を止める練習などなかなか個性的な牢獄?トレーニングが描かれていて、そういうシーンもアクション映画の見所の一つだろう。
筋トレしている人にとっては、こういうシーンがモチベーションに変わったりするかもしれないぞ!
アメリカンジョークがとにかく懐かしい
90年代のアクション映画の名物的ものといえば、このアメリカンジョークだ。
実際アメリカ人とかが使っているのかは不明だが、観ていると懐かしい…90年代の映画を観ているなぁって気になるのが良いところだ。
正直、そのジョークが面白いかと言うと全くもって面白くない。
やりたいとも思わないジョークだけど、小っちゃい頃こういう映画ばっかり見ていたので、なんだか懐かしくなるってだけだ。
よく木曜洋画劇場とかでこの映画が入っていて、よくブラウン管テレビにかじりついてみていた記憶がある。
小っちゃいながら、蹴り技カッコいい!!って思いながら観ていた懐かしい思い出がある映画で、そのころも謎のアメリカンジョークを面白いとも良いなぁってのも思わなかった笑
まぁ、とにかく自分にとっては懐かしいの一言だということだ笑
スタヴロスもジャックのことを憎む気持ちはなんとなくわかる
何があったかは言えないが、ただスタヴロスは恨むのも十分わかる気がしてならない。
偶然の事故であってもあんなことあったら、恨んでしまわない方がおかしいというものだ。
ジャックも戸惑ってしまったのも現状の境遇からもうなずけてしまう。
ちょっとこの部分は、観てて複雑な心境になってしまった…
と話は変わるが、この映画の題名のダブルチームというのは、バスケットボールの用語から来ているらしい。
ダブルチームという一人の選手に対し2人の選手がディフェンスするということらしい。
ここでいう1人の選手がミッキーロークのことで、ディフェンス側はジャンクロードヴァンダムとデニスロッドマンということだろう。
元々デニスロッドマンは、バスケットボール選手だったので、この題名になったのだろうと思われる。
他にもバスケットボールの形のパラシュートが出てきたり、デニスロッドマンが人骨の頭を投げるシーンがあり、そのシーンは1回目は外してしまい練習しろと言われてしまう。
デニスロッドマン自体は、結構凄い選手なんだが、結構浮いているというか元々変わっている風だったのもあり、今回のダブルチーム内の役のヤズも奇抜な恰好をしていることから、意外と本人に似せていたのかもしれない。
余談、裏話…
「ザ コカ・コーラ カンパニー」がスポンサーとして参加しているためか、劇中ではコカ・コーラの缶や自販機が至る所に登場する。
中には不自然な程に大量の自販機が設置されている場面もあるのだとか…
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ネタバレ感想
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スタヴロスの戦いをもっとしっかり観たかった感がある。
終盤にスタヴロスことミッキーロークとの本格的な戦いがある。
その間殆ど戦いがなく、最初の方くらいしかないのがちょっと残念。
レスラー以降ぽっちゃり体系…まさにレスラーのような体なので、細見の素早いアクションと90年代のキレッキレのヴァンダミングアクションを見たかったなぁ…
そんなことを思いながら観ていました。
結末~
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スタヴロスとジャックの一騎打ちにて、ジャックが勝利!
奥さんのキャサリンを救出したが、赤ちゃんを取られてしまい、怒りをあらわにしるジャック。
ヤズとともにスタヴロスがいるコロッセオに向かう。
だが、そこには地雷が埋め込まれており(十字架の下に)、トラも用意していたのだった。
ジャックは、急遽トラと戦うことになり、逃げながらトラと対決。
そこにバイクに乗ったヤズがジャックの赤ちゃんを救出、隠すのであった。
ジャックは、トラを巻き、スタヴロスと一騎打ちになる。
足技の応酬で、スタヴロスが劣勢に見えたが、ジャックが地雷を踏んでしまう。
それを見て、油断したスタヴロスも地雷を踏んでしまうのだが、ジャックの方は、十字架だけが刺さっていて、実は地雷を踏んでいない。
スタヴロスの方は、地雷を踏んでいるのだが、十字架がないではないか。
ヤズが十字架を刺し変えたのだ。
スタヴロスは絶体絶命になり、そこにトラが戻ってくる。
スタヴロスにトラが襲い掛かり、スタヴロスは仕方なく地雷から脚を離し、爆発する。
ジャックの赤ちゃんも無事、救出できジャックは意気揚々と帰っていくのであった…