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感想評価)かなり特殊なサスペンス映画…Netflix映画悪夢は苛む(感想)

 

    

かなり特殊なサスペンス映画…Netflix映画悪夢は苛む(感想)

 

感想評価)かなり特殊なサスペンス映画…Netflix映画悪夢は苛む(感想)

感想評価)かなり特殊なサスペンス映画…Netflix映画悪夢は苛む(感想)

ネットフリックス公式サイトの悪夢は苛むの作品情報より引用

 (C)2021 Fever Dream Netflix.All Rights Reserved

 

終始2人の語りが入る変わった映画。

他にも殺人事件が起きないサスペンスにSFチックな要素も含んでいる。

独特な世界観を形成しているぞ。

 

主演のマリア・バルベルデさんは、忘れられない愛の歌にも出演。

原作は、「The Rescue Distance」という本だ。

 

 

 

キャスト

マリア・バルベルデ
ドロレス・フォンシ
ヘルマン・パラシオス
ギジェルモ・フェニン
エミリオ・ボダノビッチ
ギジェルミーナ・ソリベス・リオッタ
マルセロ・ミチノウ
クリスティーナ・バネガス

あらすじ~

夏の間だけ町に滞在している女性と地元の住民という、2人の若い母親が出会う。やがて彼女たちの関係から、迫り来る環境災害と精神の危機が明らかになってゆく。

 

ネットフリックス公式サイトの悪夢は苛むの作品紹介、解説欄より引用

 

www.youtube.com

 

原題、Fever Dream

上映時間、93分

監督

クラウディア・リョサ

配給、ネットフリックス

 

 

ストーリー…6/10

キャスト…5/10

 

 個人的評価…6/10

 

 

    

一文感想 ↓

オチ以外は、面白い…まぁまぁな映画。

タイトル通りオチ以外の部分が良かったのに、オチが全てを台無しにした感が強い。

 

良い点)

  • 終始、主人公と誰かの語りが入っている。
  • 魂を分けるSF要素と殺人が絡まない特殊なサスペンス。

残念な点)

オチが説明不足過ぎて分からない。

 
冒頭語りがはいる映画は、珍しくない。
だが、終始語りが入っているのは、かなり珍しい。
個人的にはこの映画が初めてだ。
その終始語りが入っている状況を利用して、重要な伏線部分も補足説明的な感じで、分かりやすくしようとしていた。
 
魂を分けるってSFっぽい要素と殺人が絡まない特殊過ぎるサスペンスの組み合わせ。
かなり異色で、独特な設定で面白かったね。
 
だが、オチ部分が疑問ばかり残る。
イメージ的には、クライマックス部分のオチ手前の数分間無くなってるイメージだ。
主人公がどうなったか、あの親友は?男の子は何がどうなったんだなどなど分からない事の方が多い。
 
オチ部分さえ何とかしてもらえれば、良い映画だったのになぁと思った…

 

語りながら、シーンを追うのは新しい。
ずっと語りが入っていたり、視聴者に注意を促すタイプの映画は、初めて。
SFチックなかなり特殊なサスペンス映画。
魂を半分にするちょっとSFチックな部分もあり、人が死なない変わったサスペンスを味わえる。
すっごいフワッとしている。
フワッとしすぎているせいで、何ともモヤっとした終わり方となっていた。

特殊なサスペンス映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

他の人のレビューだと…

フィルマークス 

映画.com 

レビューが溜まり次第更新していきます。

 

 

高評価の意見としては…

 

低評価の意見としては…

 

 

 

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下記詳しい感想 ↓          

語りながら、シーンを追うのは新しい。

冒頭ちょっと主人公の語りが入るのは珍しくない。

この映画は、冒頭だけじゃなくずっと語りが入りながら映画を進行していく。

しかも、主人公ともう一人誰かだ。

 

語りの会話もそうだが、映像からも全く意味が分からないので、これからどうなるって気になり、夢中で観てしまった。

 

途中、ここに注目してとか語りの中で話されていて、ついつい視点を誘導されてしまう。

ずっと語りが入っていたり、視聴者に注意を促すタイプの映画は、初めて。

斬新で面白かったね。

 

 

SFチックなかなり特殊なサスペンス映画。

緑の家で、魂を半分にするらしい。

この辺は、かなりSFっぽい。

深くは語られてはないが、解毒するためにそういうことをするらしい。

 

サスペンスとは、物語中の危機にハラハラしたり、不安や恐怖を感じることだ。

ミステリーというよりは、サスペンスが強いこの映画。

物語の随所でサスペンス的な不安を感じることがあり、その緩急が飽きずに見られた。

 

ただ、サスペンスって誰かが死んだとか殺人系がかなり多いんだが、今回は当てはまらない。

かなり特殊なサスペンスなんだ。

 

日常でありそうなちょっとした事故と今までの話がリンクしていく。

観ていてこの辺は、面白い。

 

これは、主人公の被害妄想なのか、それとも事実なのか…

ときおり混乱しながら、どうなる!?と気になりながら観てしまった。

 

魂を半分にするちょっとSFチックな部分もあり、人が死なない変わったサスペンスを味わえる。

 

 

すっごいフワッとしている。

この映画最大の欠点、フワッとしすぎていること。

 

  • 緑の家について。
  • ラストのオチ。
  • 主人公の最後。
  • 娘さんは、何でそうなったんだ。
  • 友人の男の子の中には…?
 

肝心のオチが意味が分からなすぎる。

緑の家については、あまり語られていない故、謎が多い。

 

ラストのオチは、何でああなったか全くわからん。

ラストの男の子の行動で、男の子の中に何が入っているかはわかったが、何でそうなったんだ?

てか、主人公はどうなったし。

 

あの話の繋がりじゃ、殆ど分からない。

半分以上は、予想となってしまう。

 

このフワッとしすぎているせいで、何ともモヤっとした終わり方となっていた。