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感想評価)猟奇的な雰囲気が最高なホラー映画…Netflix映画殺人ホテル(感想)

 

   

猟奇的な雰囲気が最高なホラー映画…Netflix映画殺人ホテル(感想)

  (更新日: 2021/01/25)

殺人ホテル

殺人ホテル

ネットフリックス公式サイトの殺人ホテルの作品情報より引用

 (C)2020 Cadaver Netflix.All Rights Reserved

 人類が核戦争で終末の世界へと変貌した世界を描くノルウェー産ホラー映画。

飢餓で人が死んでいく世の中で、無償で食事が出てしかも演劇も見せますという人達が現れた。

不気味なホテルの内装に招かれた人は何故か仮面をつけさせられる謎に不気味すぎる絵。

そして、異様に美味しそうなご馳走の数々。

中盤はなかなかなホラー具合で90分楽しめたこの作品。

B級映画でありながら、かなりクオリティは高い方なんじゃなかろうかと感じたぞ。

 

 

キャスト

ギッテ・ヴィット
トマス・グルスタッド
ソービョルン・ハール
トゥーヴァ・オリヴィア・レーマン
トリーネ・ヴィゲン
マリア・グラツィア・ディ・メオ
キングスフォード・シアヨール
ヨナタン・ロドリゲス

あらすじ~

 人々が飢えに苦しむ終末世界で、奇妙なホテルでのディナーショーに参加した一家。彼らはまだ知らない。ひとときの息抜きには大きな代償がともなうことを...。

 

ネットフリックス公式サイトの軽い男じゃないのよ作品紹介、解説欄より引用

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Cadaver | Official Trailer | Netflix

原題、Cadaver

上映時間、86分

監督

 Jarand Herdal

配給、ネットフリックス

 

 

ストーリー…7/10

キャスト…5/10

 怖さランク…2/6

 個人的評価…7/10

 

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一文感想 ↓

男猟奇的な雰囲気が最高…面白い映画。

 終末後のカオスな世界観に煌びやかでありながらも何処か不気味さも感じるホテルの雰囲気が最高に好き。

ホテルの不気味さは、ゲットアウトとかを彷彿とさせる不気味さだ。

招待された人が何故か金の仮面を被らなければならない。

その意味や飢餓状態にある中で無償で料理を提供できる意味などこの辺のホラーサスペンス的な感じも良かった。

他にキャストの演技も良かったと感じたぞ。

B級映画の割にかなり気合の入った演技で、つい観ていておぉ…となってしまう程。

オチについては、まぁこの手にありがちな右肩下がりな感じであったのが少々残念。

 

そのオチを差っ引いても低予算で尺も90分とB級ながらもかなり楽しめた作品だ。

因みにグロもあるので、注意が必要だ。

 

 終末後の世界、ホテルという密室空間がホラーとマッチ。
ホラー的なこの雰囲気は、不気味さとどんなカラクリなんだろうという探求心をくすぐられたね。
サスペンスのような不気味さも兼ね備えてるホラー作品。
オチのインパクトは、まぁまぁでも途中の雰囲気やサスペンス的な展開に加え、作品のホラー的な雰囲気と演出が最高にマッチしていた。
低予算の作品にしては、かなり面白いと感じた作品。
俳優の演技だったり、ホラーとサスペンスの調和の作り込みは、あたりのB級映画だと個人的には感じた。

B級のホラーサスペンス映画を観たいという方は特にオススメだ!

 

 

 

他の人のレビューだと…

フィルマークス 2.8

映画.com 

細かい設定に色々と疑問に思う事、ホテル内の仮面舞踏会設定とホラー設定どちらかで良いのでは?設定活かしきれてないのでは?といった意見が多かった。

 かなり良い!という人はかなりの少数派で、何処かほしいなと思っている人が多いよう。

 

高評価の意見としては…

 

低評価の意見としては…

 

 

 

 

 

下記詳しい感想 ↓          

終末後の世界、ホテルという密室空間がホラーとマッチ。

核戦争で人類は、明日食べるものすらない状態に陥っていた。

道端には死体が転がっており、みんな飢えに苦しんでいる。

そんな終末後の世界観の中、周りとは一風変わった高級なホテルがあった。

そこでは、無料で食事が出るし、劇もやってくれる。

怪しい雰囲気がプンプンな設定は、個人的には大好き。

みんな餓死したりしてる中で無償でたくさんの人に料理を振舞うんだぜ?

かなり怪しいよな。

 

ホテルの雰囲気もかなり好きなんだよ      

赤を基調とした雰囲気、ジメっとした雰囲気。

基本廊下とかは凄い赤かったりして、異様に不気味さを増している。

場所によっては、ジメっとした雰囲気があって、ポッと殺人鬼が出てきそうな雰囲気。

ホラー的なこの雰囲気は、不気味さとどんなカラクリなんだろうという探求心をくすぐられたね。 

 

サスペンスのような不気味さも兼ね備えてるホラー作品。

 所々伏線のようなものもあるんだよね。

食料がないはずなのに無償で提供出来る謎、不気味な絵たちや仮面をつける人と付けない人に選別する謎。

この事実がちょっとずつ分かってきた時がサスペンスとホラーが混ざり合っていて、最高に好きな感じであった。

 

所々ホラー的な演出があり、地味な怖さがある。

音響や周りの雰囲気が良い怖さを演出していた。

イメージとしてはゲットアウトのような不気味なホラー的な感じが味わえた。

 

オチのインパクトは、まぁまぁでも途中の雰囲気やサスペンス的な展開に加え、作品のホラー的な雰囲気と演出が最高にマッチしていた。

         

 

低予算の作品にしては、かなり面白いと感じた作品。

 基本ホテル内が舞台で約90分程しかない。

言わばB級の括りに入るホラーだ。

だが、俳優の演技だったり、ホラーとサスペンスの調和の作り込みは、あたりのB級映画だと個人的には感じた。

特にホテルの支配人さんの演技がとても良かった。

不気味さもありながら、鬼気迫るものもあった。

他の役者さんもかなり良い演技をしており、「ほんとにB級なのかな??」って思う程のクオリティ。

ノルウェー映画恐るべし。

意外とグロがあるので、注意した方が良いぞ。

 

 

 

 

 

ネタバレ感想

下記の[表示]内に隠しております。

 

 

人肉食ってたの狂気でしたわ。

あの料理の正体って実は、招かれた人達の人肉なんだよね。

正確に言うと、前回招待した人たちの人肉。

それを調理して提供していた。

 なんだろう…映画スノースピアでも固形の羊羹みたいのが、実はゴキブリをすり潰した食材だったくらいの衝撃度で狂気でしたわ。

グリーンインフェルノなど人肉を好んだりするのもいるくらいだから、人肉は魅惑の味なんだろうね…食べたくはないが笑

人間、食料に困ったらとんでもないところに走るって暗示なのかね…